ビットコインが不動産や海を跨いだ外国との高額取引に適しているワケ
今のところ少額よりも大きな金額の送金や決済にビットコインの優位さがいちだんと表れていますね。
ドバイでは既にビットコインで不動産が買える
大石さんのTwitterより
数万円ならカードでなんとかなるが、数百万とかだとカードだとうけつけてくれないとおもうし。ドバイとかで、不動産の支払いにビットコインを受け入れているのは良くわかっていると思う。ビットコインなら1億円の支払いもその場でできるだろう。むしろ、コーヒー支払いより革命的だとおもう https://t.co/AITUjfiD5C
— 大石哲之 Tetsu [NO2X] (@bigstonebtc) 2017年10月2日
「ドバイで10億円の不動産代金を支払う」例えばこれを現金でやろうとすると大変なことになる。
そもそも1億円は約10kgだそうなので、10億だと100キロ!
個人が一人で運ぶには現実的ではない数字です。重過ぎる。
これが、ビットコインならばハードウォレットに入れても数グラム。ネットのウォレットなら重さはありません。
ハードウォレットっていうのはこう言うヤツですね↓
ちなみにアマゾンからの転載なので、このリンク先が本物のハードウェアウォレットを販売しているかまでは把握できません。
ですので、面倒ですが購入はレジャーナノ等の製造元サイトから直接購入して下さい。過去には怪しい商品がネット販売され資産をなくした方もいます。
あくまで画像情報として見て下さいね。
そして、現金のもうひとつの問題点は『偽札が存在する』ということです。
現金の偽札リスク
これは海外旅行でちょっと両替したり買い物すればわかることですが、偽札のリスクを受け取る側も嫌がる。当たり前ですね。
なので、商店やスーパーマーケットのレジ打ちのお姉さんが高額紙幣を受け取ってくれないこともあります。
それから、紙幣を少し破いて紙質をチェックするという方法で真偽を見極める場合もあります。
日本は偽札の出回りが少なく、現金への信用度が高いので誰もそんなチェックはしませんが海外では当たり前な場所が多い。
しかも不動産を購入するような高額な取引の場合は何千枚も千切ったり透かしを覗くのは手間がかかるので海外での超高額の現金取引は現実的ではありません。
<日本の場合>
日本の銀行は現金を預かり、その信用を担保してくれる。なので、自分の口座に1億入れてあれば、それを国内他者の口座に振り込むことで信用のある取引が成り立ちます。(自分でお札を数える必要がない)
これを銀行抜きの個人間でやろうとすると、本当に1億円分あるか数えなければいけないし、国外であれば偽札リスクも高まる。
今まではそうでした、ところがビットコインが出来てからはビットコインでやり取りすれば偽札のリスクは無くなるし、重量も感じない。
つまり、我々の世代は「ある意味現金よりも信用の高い通貨」を手に入れたわけです。
世界で最も軽く、取引信用度の高い通貨
この「信用の高い通貨」は個人間や企業間での高額な取引にはかなり有用な革命だと思います。
最初の話にもどりますが、ドバイで10億の不動産を買おうと思った場合、誰が現金で10億持って行けるのか?誰がその10億円が真正だと証明するのか?数えるのは誰か?
つまり直接通貨取引には「通貨の移動と真正の証明、数量の確認、そして当事者以外による取引履歴の刻印」が必要です。
現金取引ではそういった問題が沢山付随してきました。この諸問題にビットコインは簡単に取って代われます。今まで銀行が担保してくれていた信用や履歴をすっぱ抜いて仮想通貨によるやり取りができてしまう。
個人のクレジットカードでは信用を担保出来ない額のものを、ビットコイン払いにすると個人の支払いでも信用を得られる。
ビットコインは現金よりも信用が厚い部分がある。(偽札がない)
これは銀行がこれまで保証してきた現金の真正をすっぱ抜いた取引方法。 https://t.co/Tnehmt7HAm— バズメン (@kjkix) 2017年10月3日
ドバイで不動産取引にビットコインが使えるというのも納得なワケがちゃんとあるんです。
もちろんもっと小さな話でも便利になります。
実際5、6年前に郵便局からアメリカのモルガン・チェース銀行へ現金を送ったことがあります。(相手方がPayPalも他の口座も持っていなかった)
その時には2万数千円(200ドル位)を送ったのですが、手数料だけで数千円も取られてしまいました。できればその手数料分も相手方に渡してあげたい気持があったのですが、個人でこれをするのは難しかったです。
ところがやはりビットコインを使えば、安い手数料で同じことが出来てしまいます。
「世界を相手に何かする」その時こそビットコインといった仮想通貨・暗号通貨が力を発揮します。急速に発展しているこの技術を見逃す手はありません。
あのゴールドマンサックスも暗号通貨界隈に乗り出す意欲を見せたそうです↓
mineCCさんのTwitterより
ゴールドマンサックスが暗号通貨取引プラットホームを開発しているとの報道。
機関投資家に流動性を提供する目的で通貨取引部門と戦略投資グループが強調しており、ゴールドのように見ている事を示唆。https://t.co/LcWvMqgDhL
— mineCC (@ETHxCC) 2017年10月2日
世界を巻き込んだ発展は止められない領域に入っていると思います。
ブロックチェーン技術や暗号通貨は今後もじゃんじゃんと新たな驚きを我々に提示してくれることでしょう。
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