新暗号通貨BCHクラシックが誕生か。ビットコインキャッシュの急騰はハードフォーク需要
BCHが11/12 11:50現在で19万円台を一時突破しており急上昇しました。
BCH (ビットコインキャッシュ)が急騰中です。
11/10の時点では77000円程度の対円相場でやり取りされていましたから、現在11月12日までの二日間で倍以上の価格へと急上昇です。
さて俗にいう今回のBCH爆上げの要因はなんでしょう?
ビットコインキャッシュ爆上げ要因
それは・・
BCHのハードフォークがあるのではないかという情報が出回ったことがひとつありそうです。
平野さんのツイートより
ビットコインキャッシュのアルゴリズムの変更のフォークの際、一部のパーティーによってスピンオフコインができるそうだ。
ビットコインキャッシュクラシックが生まれる可能性があるとのこと。 https://t.co/m71E6iAZY6— Junya Hirano 平野淳也 (@junya_1991) 2017年11月11日
このスピンオフコインというのが分裂時に生まれるコインで、『ビットコインキャッシュ・クラシック』と呼ばれるかも・・
著名なトレストさんも呟いています。
いまパンプしてるのはこれ期待でしょうね…BCHクラシック誕生間近… https://t.co/7u25GUa5eK
— トレスト (@TrendStream) 2017年11月12日
新暗号通貨『ビットコインキャッシュクラシック』が誕生するかもしれないのです。
長いのでBCHクラシックという表記が流行るかも・・
ハードフォークすると似た様な名前のコインが増えて、ユーザーとしてはややこしくなる一方なんですが、仕方ないのかなぁ。
別の方法が生まれないものでしょうか。
そもそもハードフォークで分裂が起こるとどうなるのか?
このハードフォークで分裂が実際に起きると、その時点で元々のビットコインキャッシュを保持している人には、新たにBCHクラシックが無償で付与される可能性があります。
つまり・・タダでコインが貰える!!
ですので、今のウチにBCH買って持っておこうという衝動が一気に起き、価格が急騰するんですね。
(もともとBCHもビットコインから分裂して生まれたコインです。)
紛らわしいコインが沢山できるのはどうかと思いますが、タダで貰えるものは誰よりも貰いたいというのが人間の常ですから、ワァ〜っとビットコインキャッシュに群がるのは自然なのかもしれません。
スーパーで半額の牛肉を買うのが得意な人はこういう仮想通貨世界の付与コインにも敏感になれるのではないかと思います。
日本だとビットコインキャッシュは仮想通貨販売所のZaif取引所で販売しています。
さて、久し振りに仮想通貨界の世間を賑わせたビットコインキャッシュですが、その影響でビットコインの入出金に時間がかかるようになっているようです。
BCHの高騰がBTCに影響?
というのも、ビットコインキャッシュが沢山取引されればされるほどマイナーと呼ばれる人達がビットコインの採掘からビットコインキャッシュの採掘へと移ってくるのだそう。
これは採掘手数料が稼げるからで、そうなるとビットコインの採掘よりも割りが良いので、次々とマイナーがビットコインキャッシュで働く比重を増やします。
マイナーはBTCとBCHの間を報酬の高い方へ、お得な方へと行ったり来たりする。
当然ながら、マイナーの稼働率が下がった方は取引の整合性を認証する作業が遅れます。(コインを掘るマイナーが減るとひとつの採掘(仕事)に掛かる時間が増える)
で、そうするとどうなるか‥
こちら↓
現在ビットコインではネットワーク混雑のために10万単位のトランザクションが承認待ちとなっており、Zaifの出金用ウォレットへの移動にも時間がかかるため、結果としてお客様の引き出しにもお時間を要する状況となっております。ご迷惑をお掛けしておりますが、状況の改善までしばらくお待ちください。
— Zaif – 暗号通貨取引所 (@zaifdotjp) 2017年11月12日
ビットコインのトランザクションの生成が遅れ、取引所での入出金等が混み合います。これはZaifだけでなく世界中の取引所で同じように取引認証の遅延が生じます。
これ、中々問題ですよね。
手数料(マイニング報酬)の良率な方に作業者が流れて行く・・
パブリックブロックチェーンの暗号通貨という非中央集権的な仕組みのなかで、マイナーが権力を握ってしまうという状態が生まれているわけです。
SBIがBCHのマイニング事業を立ち上げたというのもこの辺に旨味があるということなのでしょうか。
『ビットコインキャッシュ』暫くは目が離せないコインです。
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