EDAとNDAの違い【ビットコインキャッシュの仮想通貨マイニングDAA採用か】
ビットコインキャシュが11/13にハードフォーク(アップデート)します。
このハードフォークで一体なにが変わるのか、簡単に見て行きたいと思います。
BCHの高騰で話題のマイニングシステム
今回のハードフォークにともない新たなDAAというアルゴリズムを採用するのでは?という話があります。
そもそもビットコインキャッシュにはEDAとNDAというアルゴリズムが搭載されているわけですが、この二つはなんだったのか?をまず知っておきたいと思い調べてみました。
その先にDAAの姿がやっと見えます。
EDAとは?
EDAとは『Emergency Difficulty Adjustment』の頭文字をとった言葉です。
エマージェンシー・ディフィカルティー・アドジャストメント(アジャストメント)
直訳すると=緊急の難しさの調整
ということです。 *時折Emergency Difficulty Agreementという方もいるようです・・
これは実際にどういうアルゴリズムかというと、BCHの取引の整合性を証明するマイナーという人達の数と実際に認証しなければならないBCHの取引数のバランスを整えるものです。
(マイナーとはマイニングする人達のこと)
取引数が多ければマイナーの計算仕事も多くなるのでマイナーが集まって来るわけなんですが、そのバランスが崩れることがあります。
「取引の多さ」 < 「マイナーの数」というバランスになるとこのEDAが発令されます。これによりマイナーが解かなければならない計算式の難易度が上がるので、マイナーにとっては不利になるのでマイニングが減ります。
逆の場合もしかりで、証明しなければならない取引数が沢山あるのにマイナー数が足りない場合は計算式の難易度を下げるEDAが動きます。
そうすると計算式の難度が軽くなるのでマイナーが集まり易くなり、取引認証が安定して進むということなんです。
難易度低い=マイナーが稼げる
難易度高い=マイナーが稼ぎずらい
この図式をコントロールすることにより認証をスムーズに行うのがEDAということのようです。
それ以外の時、平常時はNDA『Normal Difficulty Adjustment』というアルゴリズムで動いているみたい。
そして、ここ重要なんですが・・
ビットコインキャッシュが2017/11/13(日本時間は14日)にハードフォークします。このアップデートで実装されるのではと言われているのが‥
『Difficulty Adjustment Algorithm(s)』
これが導入されると・・
ハッシュレートの急変などの調整がよりスムーズに行えるんだそうです。
それによってマイナーによる認証の安定をはかれるということでしょう。
ちょっと、難しくて頭痛い・・
ということで朗報をひとつ「このアップデートで新たにビットコインキャッシュクラシックというのが生まれる可能性がある」
これが本当ならBCHを持っているだけでタダで新仮想通貨BCHクラシックが貰える可能性があります。これに期待している人がハードフォーク実施前に暗号通貨取引所のZaifなどでビットコインキャッシュを手に入れているので直近ではBCHが値上がりしているようです。
実際仮想通貨の世界ではちょこちょここのハードフォーク中に新通貨が生まれ、持っている人は素直に得をしています。通貨が無料配布されるって・・とは毎回思いますが。
ちなみにビットコインキャッシュのハードフォーク(UPDATE)が行われる正確な時間を知るにはコチラのコインダンスのリンクから秒単位で見ることができます↓
取り敢えず、日本時間の深夜3時ころなんで昼寝でもして備えますか。。
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