iPadとiPhoneに格安デジタル顕微鏡をWi-Fiで繋いで動画/静止画撮影
三千円のWi-Fi接続できるデジタル顕微鏡『sky-basic』を使ってみたレポートです。
『ケーブル無しで動画も撮れるsky-basicの電子顕微鏡カメラ』
wi-fi digital microscope
今回接続したのはiPadとiPhone8
結論から言うとどちらもバッチリ写りました。
結論!
「3000円台の電子顕微鏡でもかなり使える」
内容をiPhone8とくらべて見た図↑(スタンド二種、カメラ本体、usbケーブル、他に説明書あり)
接続使用機種
顕微鏡:
iPhone8
iPad2
デジタル顕微鏡 本体:SKYBASIC Wifi デジタル 顕微鏡 2MP 50-1000倍 (楽天link)
アマゾンで注文して翌日配送。早速開けてみました。購入時は3800円くらいでしたが値上がりしてる?
(価格は 3000円台終盤〜五千円代くらいが相場の様です。)
開封の儀
○中々コンパクトな箱。
○パッケージを開けてみた。
○思ったより・・・大きい、というか太い。サインペンより太いくらい。
脱ぐと立派なのね(箱を)
○内容はシンプルなので迷うほどの作業はありません。
最初にカメラ先端部の保護用キャップを外して下さい。
注意事項!
充電用のUSBケーブルは付いていますが、そのケーブルにはコンセントに接続するアダプターは付属しません!なので、iPhoneのコネクターを外して流用しております。
・電源の入れ方とWi-Fiの繋ぎ方
充電しつつ、電源を入れてみます。赤いランプがお尻の部分に光ります。とても小さいので気にならないです。
ちなみにWi-Fiに接続成功すると青いランプも光ります。
○iPhoneやiPadとは専用のアプリをダウンロードした上で接続します。
app名は「Max-see」
製品の特徴
このポータブル電子顕微鏡はBluetoothではなくWi-FiでiPhone・iPadと接続すること。
ここで、ひとつ疑問。「自分のアイパッドやアイフォーンにWi-Fi環境がない屋外などではどうやって接続するのか?」「Wi-Fiがないと使えないのか」
答えは「大丈夫、使えます。」
まず、max-seeの無料appダウンロードを済ませておきます。
次に、アイフォーン等のWi-Fi環境設定を開きます。Wi-Fiのリストにか「Max-see」という名前のWi-Fiが登場すると思います。
このWi-Fiを選ぶとカメラとiPhoneを接続できる様になります。
その接続を済ませておけば、どうやらiPhoneのWi-Fiがなくてもカメラは使えますので安心です。
ケーブル無しで顕微鏡とiPhoneが接続できるとかなり自由度が高いし、フィールドワークでも利用範囲が広がりますね。(ちなみに今回は試しませんでしたが、Windows pc,apple mac pcなどとはUSBでの有線接続になるそうです)
MacBook Pro 2020とかはちょっと注意。カメラに付属しているケーブルはusb-cではなくAタイプなので変換が必要です。
○実際に接続して葉っぱや貝を撮影してみました。ピントの調整に多少の慣れは必要ですが、十五分いじっていれば誰でもコツは掴めると思われます。(下の写真は本体のLEDライトを点灯させて撮影した姿)
かなり拡大できます。どうやら明るい光の方が写りが良さそうなので、昼間ならもっと綺麗に写るかもしれません。撮影は夜の室内で暗めのLED照明下での撮影です。
ケーブルレスですので、海岸へ持って行ったり、山歩きや散歩、子供と近所の草木を拡大してみるのも面白いでしょう。夏休みの宿題にはぴったりな機材だと思いますよ。価格も安いですしね。
ああそれからお宝鑑定とか、基盤の半田付けとか、金継ぎの細部確認とかにもこの電子顕微鏡は使えると思います。付属のホルダーもいたってシンプルな作りでわかりやすい。
総括
良い点
・ケーブル接続せずにiPad、iPhoneに接続できて写真や動画が撮れる。
・コンパクトにカメラ単体で持ち運べる
・充電はUSBケーブルで。(充電しながらも撮影に使えました。出来ないという人も見かけたけど、出来た)
・安い
微妙に気になる点
・USBケーブルにコンセントアダプターが付いていない。(ここではiPhoneのものを流用した)
・ピント調整に慣れが必要
ということで、3000円台なら大満足という感想です。
以前はケーブル付きの電子顕微鏡を使っていたので、より自由になった気がします。(以前のケーブル付き拡大カメラの記事→こちら)
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SKYBASIC Wifi デジタル 顕微鏡 2MP 50-1000倍
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