Davinci Resolveの動画がTwitterにUPできない理由はFPSかPCかも知れない
Mac付属のiMovieからDavinciResorveに変えたら起こった不具合
MacBookを新しくしたため再び動画編集を始めたバズメンくんです。
ところが、やっと完成した動画がTwitterにupできないというエラーが生じました。
無事解決しましたので、顛末を書きます。
使用機材等
- MacBook Pro 2020モデル
- app DaVinci Resolve 無料版
- カメラ GoPro5
- sns twitterへのアップロード
今回の症状
2分程度の動画がツイッターにアップロードできない。
英語のエラーメッセージが出る。『Your video file is not compatible. Please see tips for uploading videos.
Learn more』または『Some of your media failed to upload.』
動画はGoProの2kで撮影。
最初に思いついた理由
GoProのデータが重いのではないかと思い、編集し直して1分に縮めた。音楽も減らした。
結果→x
全く症状変わらず、相変わらずTwitterに弾かれる。
appが悪いのかと思い、Davinci ResorveからデータをiMovieに移し、レンダリングし直すもダメ
理由と解決した方法
二つの大きなミス
1:TwitterはQuickTimeは受け付けない。→mp4に変換することで対処できた。
2:TwitterはFPSが40以上の動画は受け付けない。→元動画が60/fpsだった。
この二番目が一番わからなかった点でした。
3:PCからは動画を投稿できない?→動画ファイルをiPadへAirDropで送り、iPadからツイッターへ投稿するとできた。(現在はPCのブラウザ版からでも投稿できます。サイズなどは下記参照ください)
『Twitterは高フレームレートの映像を受け付けません』
FPSとはフレーム・パー・セカンドといい、動画を撮影するカメラで設定する数値です。
カメラの種類によって30~240など、数値を変更することが可能です。
そもそもこの数値はなんなのか?
これは、動画を一秒間撮影する間に何枚の絵(写真)をとりますか?ということをカメラに設定する数値です。
数値が大きければ滑らかになりますがデータも重くなる仕組みです。(ちなみにスローモション撮影などは数値が極端に高い)
この辺りの詳しい話は長くなるので別のサイトでチェックしてみて下さい。
Twitterはfps40まで
本題のTwitterですが、Twitterはこの数値が40以上だと動画を受け付けてくれないようです。
ですので素材の動画が60fpsだった場合はこれを変更しなければいけません。
撮影段階で気がついていれば、カメラの設定でFPSを探し40以下にしてあげます。
撮影が終わってしまっている場合(今回のバズメンくんのシチュエーションです)
編集段階で数値をそれ以下にしてあげる必要があります。
これはダビンチ・リゾルヴで簡単にできますので安心して下さい。
まず、撮影したFPSの数値が高い動画を読み込みます。(レンダリングが終わった動画でもOK)
新規のプロジェクトとして読み込みます。(ここ大事)
ただし、読み込みをするときにDavinci Resolveが「一致しない動画を変更するか」というのを聞いてくるのでそこを「変更しない」を選びます。
ちょっとややこしいですが、変更してしまうと、ダビンチ・リゾルブで開かれる動画が高fpsのままになり以後変更ができなくなってしまうのです。
ですので、先ずは『変更しない』を選びましょう。
『fpsはレンダリングウィンドウで変更できる』
次の段階として、レンダリング用のウィンドウを開きます。
ここで、FPSの数値を変えることができますので40以下に設定してあげます。
あとは通常通りレンダリングして下さい。
出来上がった動画はそのままTwitterに投稿できます。
*それでもTwitterにはじかれる時はここをチェック
Twitterでは他にもいくつか動画投稿の制約があります。(2020/07時点です)
・解像度の高い4Kは投稿できません。(フルHD 1920×1200まで)
・動画容量が大きいと投稿できません。1Gとか800メガとかはダメ。(約512MBまで)
・動画の保存型式はMP4かMOVで。PCならMP4で。(H265もまだダメかも、未チェック)
・長尺の動画はダメ(2分20秒以内)
・fps 高フレームレートはダメ。(40fps以下で。今回の件です)
・アスペクト比: 1:2.39~2.39:1の範囲
・最小解像度: 32 x 32
などが主な制約です。他にもビットレート25Mbps以下など細かくは色々ありますが、取り敢えず大抵はこのあたりをおさえておけばOKかと思います。
今回はスローモション撮影や滑らか高画質動画を撮った方々に関係の多い内容でした。
DaVinci Risolveはレンダリングの設定も細かく可能なので、Twitterやインスタなど、それぞれに適した動画へ数値を変更が可能です。SNSの動画アップロードに失敗した方はダビンチリソルブでぜひもう一度挑戦してみて下さい。
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