「家庭で作れる収穫棒」高所のあんず(杏子)や梅を収穫する便利道具を自作したよ!
手の届かない果実を収穫するオリジナル収穫棒を自作したら、簡単にアンズの実が取れた!
庭に出来た果実を収穫してジャムやデザートとして食べるのって、とっても美味しくて贅沢。ところが、高くて手の届かない場所にある果実を取るのは結構大変。
そこで、脚立も使わずになんとか簡単に収穫出来る方法はないだろうかと思い、ついに発明しました!今回は杏子の実が真っ盛りだったので早速実験してみた。*高いところにある梅の実を取るのにもつかえますよ。
そしたら、誰でも簡単に作れるのに何とも便利な出来だったので紹介します。
高い枝にある杏子を取る為の自作道具、名付けて・・
『杏子収穫棒!!』
作成に使う物はたったの三点!コチラです。
・1〜2m位の棒
・持ち手付きのピッチャー、又は大きめの計量カップ
・輪ゴム、又は針金
以上の三点です。
まぁ、簡単に言うと棒の先っちょにピッチャーを取り付けただけなんですが、これがメッチャ使い易い!
夏に子供が使う虫取り網でもいいのですが、網は途中の細かい枝に絡まりやすく、面倒もあるんですよね。
その点このピッチャー仕様は収穫に適した上位システムっす!
完成図はこちら▼
むむ、小さくて良く見えない?
では拡大してみます▼
チョットゴムが緩んでいますが・・
とってもシンプルな作りです。
ゴムか切れて落っこちても割れないようにプラスチックのピッチャー(大きめの計量カップ)を鉄の棒に取り付けただけです。
取手の部分に二カ所ほど輪ゴムを巻いています。
鉄の棒は先っちょに窪みがあって、それがちょうど輪ゴムを固定するのに役立ちました。
虫取り網って、杏子を収穫しようと思ったとしても家に常備していないことが多いですよね。それに先っちょを曲げないと収穫には使い勝手が悪いんです。
この自家製収穫棒は口が上にあるので収穫に最適。
おうちに計量カップが無い人は楽天で買いましょう(笑)ちなみにイモタニの計量カップは横から覗かなくて良い画期的な作りで、真上から数字を見れて秀逸なデザイン。最下部に写真付きリンク貼っておきます。 楽天リンク→イモタニ 見やすい計量カップ MC-110
もし取手つきの入れ物がなければ、ペットボトルの1.5リッターの空きボトルを使ってもいいと思います。その時は側面に縦に二箇所穴を開けて棒を通し、ガムテープでとめるとよろしいかと思います。
使い方(実際に杏子の実をとってみた)
こんな風に手の届かない高い場所へと収穫棒を構えます▼
ターゲットとなった杏子の実の下へピッチャー部分を定めます▼
さらに実が中に位置するようにしたら、フチの部分にヘタを当てるようにして軽くゴソゴソと枝を刺激します。
そうすると、収穫期を迎えている実はポロリと簡単にケースの中に落ちてきます。
あとは時々地面に用意した袋か籠などに果実を移し替えていけば収穫完了!
余裕のある方やさらに高い場所、あるいは枝が生い茂って困っている方は、採果が可能なタイプの高枝切り鋏を使うと言う手もあります。挟んで収穫できるタイプのAmazonリンク貼っておきます。五千円〜八千円くらいでみつかります→Areden 高枝切鋏 採果も可能 高枝切り三段式に伸縮
我が家では洗って、無農薬の自家製あんずジャムを作成致しました〜。
自家製あんずジャムレシピ
①洗った杏子の実に包丁で切れ込みを入れて半分に切ります。
②種を取り除き、琺瑯鍋に入れて砂糖を振りかけます。また上から実を入れて砂糖をかけるというのを3〜4段繰り返します。
③鍋を火にかけて、実を煮ます。
④好みで、白ワイン少々とレモンの絞り汁を少々入れます。(酸味を数種類入れると、まろやかな酸っぱさになって美味しいんです)
⑤フタを開けたまま煮込んでトロトロにしていきます。時々木べらでかき混ぜて焦げ付かないように注意。
⑥鍋肌にへばりついた杏子ジャムも刮げ落としながら煮ていきます。
⑦水分が飛んで、トッロトロのジャムらしくなったら甘みをチェック。
⑧足りないようなら砂糖を足して、もう少々火にかけます。出来上がったら煮沸した瓶に詰めます。(ヤケドに注意)
完成です。
砂糖や煮込みが少ないさっぱりタイプが好みなら早めに食べ切るつもりで。
甘みを強くしてしっかり煮詰めたものは、冷蔵庫で1〜3ヶ月寝かせると更に美味しく絶品!
アイスクリームやヨーグルトにかけても美味しいです。それと、大好きなのはトーストにクリームチーズを載せて、その上に杏子ジャムを垂らした朝食パン!う〜ん涎がでるう〜。
自家製って、いいですね。
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