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【映画レビュー】『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』はイッちゃったアムロが癖になる

ガンダムのアムロが完全にいっちゃってるから面白い映画

アムロいっちゃってます。完全にいっちゃってます。それだけでも見る価値があります。
シナリオとかどうでもいいです。話はメチャクチャですが、アムロが完全に超人・無敵の人なのでそこだけ観てください。
なので、ちゃんとしたあらすじとか書きません。いかにアムロがイッてしまっているかだけを話に沿って列挙します。(発言等は意訳な部分もあります)*ネタバレしてますので未視聴の方はご注意ください。

 

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『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』の見応えある狂った点

アムロが調査をしていた島で、アムロは戦闘になり敵に負け気絶します。それを助けたのは敵だった男とその家族なんですが、アムロは命を助けてくれて、ベットへ寝かせ、水分なども与え介抱してくれた相手に一言もお礼を言いません!

そして、一人でガンダムの機体を探しに行きます。島人は止めたのに勝手に行って、勝手に夜になります。暗い中、一人で迎えにきてくれたお姉さんに多大な迷惑をかけます。

やがて、ガンダムが隠されている場所らしきアジトを発見、崖から降っていき侵入します。そこは基地っぽくなっているのですが、島の住人で当初敵でもあった親子が先に来ていて、何やら作業をしています。アムロ的にはどう考えてもしばらく隠れ、後でガンダムに近付けば良いところを、アムロはずんずんと自信満々に彼らの前へ出て行きこう叫びます。

 

「僕がずっと乗ってきたんだから返してください」

 

水中で気絶した瀕死の人間を介抱し、助けてくれたのにお礼の一言もなく、勝手にガンダムを探しにいき叫ぶアムロ。喋り方も声の調子もおかしいです。

脚本もどうかしています。気絶するほど戦った相手なのに、そのことには一切触れないまま島人と交流が進みます。

やがて和解したのか、アムロは島の青年に基地へ案内してもらうことになります。島の青年が「泳げるよな?」と聞くと「うん」と答えたのにアムロは息が続かず、途中で窒息して気絶。手に負えません。
アムロを水中で引っ張りながら泳ぐ島人の青年。秘密基地の一角で目覚めるアムロ。すると、敵らしき二人組が侵入してきています。しかし、ここでのアムロもいっちゃってます。

動けば敵に見つかるシーンなのに、暴れようとしたのか島の青年に取り押さえられ、羽交い締めにされます。羽交い締めで抑えつけていないと、じっとしていられない子供のようなアムロ。

 

アムロの暴言後半戦

諸々の戦いも終わり一件落着しているとき。助けてもらったり、一緒に戦うことまでしてお世話になった島のオヤジにアムロは言い放ちます。
「あなたには戦争の匂いが染み付いている」

 

アムロは自分のことは棚に上げてそう叫び、勝手に相手のモビルスーツを海へ投げ捨ててしまう。気狂い沙汰です。

迎えにきたホワイトベースの人たちも頭がおかしい。そもそも当初の作戦が変です。搭乗員の安否をろくに確認もしないで次の作戦へ移ってしまう。それなのに機内には暇そうな人があれこれ居て、勝手に喋っている。
しかも安安と仲間を見捨てたのに、ころっと態度を変えて、次は軍の本部に嘘をついてまで探しに行く。ツンデレ野郎。

そしてまた、島の子供たちもいい加減なもので、ガンダムが勝つと急に寝返るみたいにして最後は「アムロ兄ちゃんの飛行機だ」とか平気でいう。

この映画、要するに全員狂ってます!

最後に総括

この映画を総括すると、最高なのはアムロの声と話し方です。何か音が喉に一度引っかかってから出てくるような半テンポ遅れた声。不思議で少し苛立つくらいに気になる話し方なのですが、クセになる。気になってどんどんクセになる。声優さんとそれを採用している製作者の勝利です。脚本とかはほんと固いウンチみたいなもので、乾かして燃やす以外に大して役に立ちません。
アムロとみんなのイカれっぷりでできている映画です。そこを楽しめば相当面白いツッコミどころ満載の映画でした。
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Category : 映画&ブックレビュー

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