『マッドマックス:フュリオサ』公開直前に『マッドマックス2』を見返してみた感想
いよいよ日本でも5/31/2024に公開される『フュリオサ』その前に!
復習というわけではないのですが、過去のマッドマックスを配信で見返すことができます。
今日はフュリオサ公開前に配信で慌てて『マッドマックス2』を観た感想を書きます。
*追記→アマプラでも視聴できるようになりました→
マッドマックス:フュリオサ
映像が古かろうがマジかっこいいい『マッドマックス2』
主演のメルギブソンがまずいいですね。若いです。別人かと思うくらい顔が違う気がします。
そして、演技と顔つきが良い。荒れたオーストラリアの砂埃にぴったり。乾いて汚れた顔面の肌に貼り付く砂埃、血糊。そして、その黒ずんだ顔の中で光る眼球。この目が特徴的な顔のショットは最新作『フュリオサ』のアニャにも継承されているように感じます。マッドマックスはギロッっとした眼球が特徴的な映画だと思うのです。
フィルム撮影だからなの?荒野感がはんぱない。
リアルです。実際にオーストラリアの乾いた大地で撮影しているからなのか、荒野にぽつんとのこされたガソリン埋蔵地が近未来の世界感にピッタリはまります。そして疾走する車たち!
『マッドマックス2』の車たちは最高だぜ!
いやーかっこいい。姿もいいし、走るテクニックも素晴らしい。並走しながらトラクターに人が飛び移るシーンなども全部いい。悪役もかっこいい。こんなに砂埃がかっこいい映画がそれ以前にあったのだろうか?最高の砂埃映画です!
キャラ立ちがハンパない
悪役のコスチューム、SF映画でSMかよ!ってツッコミたくなるような悪役ボスの姿。着心地悪いだろ(爆笑)
配下のものどものファッション、動きも最高です。部下が上司に絞め落とされる(爆笑)
それから子役も上手だし、助演も脇役もいいもんも悪いもんも、みんなそれぞれの強さで上手に光っています。いい映画です。
そして、悪役が意外とあっさり死ぬのもいい。あんまり凝り過ぎず、粘らずに死んだりする。あと主人公側の車ももっと大切に扱いそうなところを、けっこう雑にあつかう。そこもなんかあっさり、スカッとしていて良いんです。
確かに、脚本は細かなところで「それでいいのかぃ!」とツッコミいれたくなる場面もありますが、細かいとこきにすんなって、「全然OKでーす!」って、いつのまにか笑顔になっちゃう強さがあります。
『マッドマックス:フュリオサ』はどうだろう?
初見で映画館の予告を見た時は、なんというかVFXと実写部分のすり合わせの違和感がけっこう大きくてあまり見る気がおきませんでした。が、が、です。公開が近づいてくると妙にみたくなる。一週間を切る頃には絶対映画館でみようと決断している。これが『マッドマックス』の魔法です。
魔法というか、過去作が築いてきた魅力のなす技です。土台が良いので、きっと今回の新しい家(フュリオサ)も素晴らしいに違いない。建材は新しく、ツルピカに感じるかもだけど、あの魅力がどこかにあるはずだ。と、ひとり妄想が始まるわけです。
ということで、『マッドマックス:フュリオサ』は公開後すぐに見に行く予定です。
今回の『マッドマックス2』はその後の『怒りのデスロード』とかにも多大な影響を与えていることはいわずもがなです。トレーラータンクの激走や、まるで十字架を背負わせた人柱のような、人質と車のコラボなどなど。まちがいなく『フュリオサ』にもその要素と魂が引き継がれた姿がみれるでしょう!
現在(2024/0529)時点で、Amazonプライム会員であれば配信で見ることができます。まだアマゾンの会員に入っていなければ、お試しで入って期間中にみてもいいと思います。とにかくいい映画です。映像は時代の古さがありますが、まったく現代作品にひけをとらない、むしろあらゆる点で勝っている素晴らしい映画です。
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自信をもっておすすめできる一本。 『MADMAX FURIOSA』の前に是非体感ください!!
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