初心者バズメンくんのカメラ実験と映画日記です。

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ミッション・イン・ポッシブル デッド・レコニング感想速報!トム・クルーズ半端ない

生身のトム・クルーズが走る!飛ぶ!落ちる!

待ちに待った新作『ミッション・イン・ポッシブル』やってきましたね。
バズメンくんは初日に映画館で観てきましたよ。ここではそこで受けた印象をこれから見る方向けに書きます。
多少のネタバレはありますが、大筋以外は書いていません。
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今回のMI7のスゴいところ

なんと言ってもトム。トムクルーズの体当たり演技です。60歳を肥えた男の生身でのアクション(スタントマンではなくトム自身による迫真の演技)が半端ないです。2023年の7月3日に61歳になったというトムが走りまくります。もうそんなに早く走れないはずなのに今作も結構走ります。それからジャンプするシーン。もう予告で流れてネタバレしているので言いますが、バイクごと山岳地帯の崖から飛び降ります。このシーン、ネタバレで見ているはずなのにやっぱり本編のシーンはとんでもないです。
いくつかのカメラでトムがバイクと共に落ちていくシーンを撮り、さらにはアップでトムの頬や顔の筋肉が風圧に歪むシーンが映されます。これぞトムの体当たりです。

『Mission impossible7 Dead Reckoning Part1』のストーリー

あらすじとしてはAI的な科学兵器が開発され、世界の電子情報がハックされたり、人間の行動心理が先読みされ、軍やインテリジェンスサービスなどが窮地に陥るというもの。そこへ、その秘密を握る二つの鍵が登場し、これを悪の手に渡さずにいかに利用目的を探るかが今回のお話です。

撮影地はイタリアのローマ、ベネチアなどが登場。ローマでの街道カーチェイスは見応えバッチリです。

 

今回のミッションインポッシブル、キーパーソンは女性陣

今回は四人の女性がキーパーソンとして登場します。
一人目はスリのうまい女性として初登場となるグレース役の”ヘイリー・アトウェル”で、トムクルーズ(ネイサン)と鍵の奪い合いを演じます。

そして、二人目はかつてのネイサンの恋人イルサを演じる”レヴェッカ・ファーガソン”です。同じくインテリジェンス・エージェントの彼女は今回も激しいアクションを見せてくれます。彼女は『ミッション:インポッシブル/ ローグネイション (AmazonPrime)』にもヒロインとして出演。他のシリーズも見ている観客としてはまた会えて嬉しいという感情です。

三人目は以前も登場した癖のある女性マフィア(武器商人)のホワイトウィドウ役ヴァネッサ・カーヴィーです。前作『ミッション:インポッシブル フォールアウト (アマプラリンク)』にも出ているので見直すとより最新作が楽しめると思います。

 

四人目は新たに登場する悪役の女性パリス(ポム・クレメンティス)で、ポムさんはアジアンな雰囲気を持つ凄腕のキラーです。緑のチェック柄のミニスカートで装甲車のような大型車を運転し、警察車両をぶっ飛ばしながら激進します。格闘センスもバッチリでイーサンハントとの一騎打ちもあり。ただし、この彼女はただのやられ役のアジア人ではなく、重要な役目を果たします。その辺りは今作をご覧ください。ポム・クレメンティスさんはルーツにロシア、フランス、韓国等を持ちキャラ立ちした魅力のある姿をしています。マーベル映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス (AmazonPrime)』などで一躍有名になった女優さんです。

トム・クルーズ主演ミッションインポッシブル デッドレコニング part1の所感

撮影時期がコロナ禍と重なり、思うように自由に撮影できない日々の中でよくぞここまで作り上げたなというのがまず第一の感想です。しかし、列車やダイブ、カーチェイスなどお決まりのシチュエーションをなぞっている感も否めない面はあります。どこかで見たような列車のシーン、降下するパラシュート、街中での車対車のカーチェイス。
しかし、それがつまらないかというと全然そんなことは感じさせず、さすがはトムクルーズだと思わせます。それぞれが細かくて深く、長い濃密なアクションシーンに仕上がっています。
今回すごいなと思わせたのは、カーチェイスです。普通のカーチェイスではなく、扉が外れた車であったり、訳があって不恰好な方法で運転する姿勢であったり、選ぶ車の種類なども面白い。階段を下るシーンも、車内と車外からのカットを織り交ぜ、見応えのあるいいシーンでした。

今作のアクションの割合としては、以下の配分かなと初見の感覚では思いました。

カーアクション>25%
列車内でのアクション>25%
列車外でのアクション>15%
街中での格闘>15%
スリや駆け引き>10%
空中でのあれこれ>10%

それぞれにきちんと見せ場と「おお〜」と思わせるシーンが用意され、さすがはトム・クルーズです。ちょっと詰め込みが濃く長いので、観ている側は肩や首が凝るかもしれません。とはいえサスペンスの中にコミカルなシーンを散りばめてあるのでリラックスして笑える場面も多々あります。この緩急の付け方もトム・クルーズならではのうまさだと思います。観客の欲しいものをよく知っている。

最後に

そして、この映画『ミッション・イン・ポッシブル デッド・レコニング』はパート2があるのです。続編がある。これが楽しみではないでしょうか。コロナもある程度落ち着き、撮影が順調に、自由にできればもっともっと面白くできる。そんなトムの声が聞こえてきそうです。今回はパート1でしたが、それでも尻切れとんぼにはならずに今作ならではのエンディングを作っているので安心してください。それと余談ですが、パート2の宣伝がエンドロールの最後にあるかと期待しましたが、なかったです。普通に終わりました。
では、Mission Impossible Dead Reckoning Part1のファーストインプレッション的感想をここで終わります。次回を楽しみに待ちましょう〜。バズメンくんは既にもう一回観たいです。MIの過去作はアマプラなどでも観れる期間があるのでチェックしてみてください↓

Category : 映画&ブックレビュー

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