仮想通貨を始める前に知っておきたい2、3のコト【盗人最強/セキュリティー】
もはや2段階認証や秘密鍵を紙に書いておくだけでは危ない。より強力で実践的な仮想通貨のセキュリティー対策について。
これから始めるなら必須の仮想通貨のセキュリティー対策とは
ど〜も、ど〜も、電子レンジが魚臭いバズメンくんです。
本日は、仮想通貨のセキュリティーについてで御座います。
2018年に入り海外の取引所が一気に増えたことや、新規参入者の爆増によって不安定になるサーバー問題。それから詐欺やGOXと言われる破綻不安なども多く耳にするようになりました。
これらは自分のビットコインや仮想通貨が危険に晒される可能性に直結しているのでは?
それなら一層気をつけなければ!
ということで、これから始める方向けの「仮想通貨のセキュリィティー」について見て行きます。2段階認証などは当然必須ですが、その先のことに突っ込んで言及しますよ。
初心者こそ気をつけるべき仮想通貨対策
超重要なことを最初に書きます。
その1:紙にメモった秘密鍵やパスワードは暗号化せぇい!
仮想通貨を始めると幾つかのメールアドレスや取引所のパスワードが必要になってきます。
それから、ウォレットの秘密鍵や2段階認証の解除番号など最重要な物が沢山増えます。
ほとんどのサイトではこの「秘密鍵」や「パスワード」を写真や紙に移すなどして安全に保管するようにと促します。
ただし、バズメンくんの意見は違います!!!
それだけでは安全ではない状況が迫っているのであります。
というのも、過去の世界では10億円を泥棒しようとすれば、銀行強盗か宝石店を襲うことぐらいしか思いつきませんでした。
しかし、今は億単位のお金を一般人が家庭で、しかも引き出しやお財布やノートの上に、パソコンやスマホの中に保管している時代なんです。
それが仮想通貨時代です。つまり・・
アンタがルパンならどっちを狙うね?
銀行より一般人を狙うよ。セキュリティーが甘いからね。
ですから、この世界で広く言われている「秘密鍵やパスワードは紙に書いて安全な場所へ」というワード。これが以外と危険なのではと思うわけです。
紙にそのまま秘密鍵やパスワードを書いただけなら、それを手にすれば誰でも使用出来てしまいます。なのでバズメンくんは声を大にしていいたい。
「メモった秘密鍵をさらに暗号化せよ!」
これっす。今日言いたいのはこれっす。
「自分だけにしか解けない暗号にしてパスワードをメモしようよ」ってこと。
どんなに長いランダムな文字列で作った秘密鍵でも紙にそのままメモしたら誰でも打ち込めてしまいます。
なので、その前後や中に自分しか分からない文字や数字を紛れ込ませてメモをして、万が一その紙が流出したときでも安全なように細工しましょう。
例:jjksddk34jfflskdijgpwpzlld という秘密鍵があったとする。
それを、jjma1ksddk34jfflskdijgpwpzlldというように余計な文字を混入させておく。(赤文字の部分)
そうすることによって、秘密鍵はノートに書いてあっても他の人にはどれが余計な文字なのかを判断するのは難しくなります。
もちろん、自分がその文字をどこに入れたか分からなくなったら終わり。そこは要注意。
*この方法なら100%安全というものでは決してないので、くれぐれも他のセキュリティー対策も重ねて実施するなど自己責任で守ってね。
その2:仮想通貨ホルダーだと人に言わない。
これは先々結構大事になりますよ。仮想通貨を行っていることをなるべく友人などには漏らさないことです。
いや、話しても大丈夫な仲の人もいるとは思いますよ。だけどね人って、お金に困ったり、お金を恨んだりすると怖いことします。これまでの人類の行って来た犯罪の歴史をみてよ・・
友人や恋人が豹変なんていくらでもある。
だから、言わないに越したことはないと思います。
実際には大して儲かっていなくても、「仮想通貨をしている人は皆金持ちだ」というような誤解を持つ人も増えると思われます。
学生が10万〜50万程度で始めた最初はあまり気にならないかもしれませんが、巷では「100万が1ヶ月で10倍の1千万になった」とか「ボーナス突っ込んだら億った(含み益が億に達した)」というようなSNS上の発言を頻繁に目にします。こういう発言が伝言ゲームのように廻っていき、誰かの耳には「アイツ(あなた)は1億円動かしているらしい。しかもスマホで」となる可能性だって0ではない。
仮想通貨がらみの誘拐事件も絶対的に増えるでしょ。
確かに、ブロックチェーンや暗号通貨の勉強を深めそれを他者と情報交換できれば、知見も広がるし将来も幅が出るかもしれない。
ただ、「他人があなたのことを知る」ということは「リスクが増える」ということでもあります。このことは当初から覚えておいた方が良いです。
仮想通貨BARやミートアップに出向く時ほど普段以上の注意を。初心者に色々教えてくれる親切な人がいるのも事実だけれど、その世界に詳しい盗人が潜む可能性も充分あるからね。
その3:二段階認証が100%安心だと妄信しない。
海外の取引所である www.kucoin.comやcryptopia、bankera.comなどを利用する場合、Google二段階認証等は必須であります。(防犯的に)
しかし、この2段階認証ですらもしかしたら突破されるかもという気持を持つことは大事。
実際、普段使うスマホやiPhone、iPadがパスワードを解除した状態で盗まれたり、ちょっとしたスキを狙われて携帯へログインするパスワードをメモられる可能性もある。それからシャメにパスワードを撮られる可能性だってゼロではありません。
プロが計画的に行動を起こせば、それと知られずに近付きスマホのパスワードを先にゲットして、後日本体を盗みさることだって出来ます。
そうなったら、いくらGoogleで強力な二段階認証を設定していても意味がない状態になり得ます。なので、覚えて置くべきはこれです・・⬇️
盗人最強!!
はい、間違いありません。
オーセンティケーターより、pin codeより、指紋認証より銀行より、取引所より盗人は強いんです。
ファラオの墓だろうが、国有銀行の口座だろうがなんだろうが盗人は入れます。
もう一度人類の歴史を見て下さい。
大抵の王家の墓は「学者より先に盗人に荒らされている」のです。
盗人は最強。だから守る方の技術を過信しないこと。これも覚えておきたいね。
ちなみに最近よく起きているのは、検索画面に表示されたアドレスをクリックするとまがい物の取引所サイトが表れ、パスワードなどを入力させるというもの。これが、流行ってますから気を付けて。
ムックさんのツイッターにも警笛が
どうも今Binanceのフィッシング詐欺が流行ってるみたいですね。3桁BTC盗まれた人もいるらしくシャレにならんな。偽サイトにログインさせてPASSと2段階認証のキーを抜きとるのがデフォらしい。
なるべく取引所をgoogle検索してログインしないように気をつけないとね。— ムック@仮想通貨 (@mukku_sun) 2018年1月13日
かといって、サイトアドレスが正しいことで、全部信じるというのもダメなんだなぁ〜
edindinさんのツイッターより
(フィッシング系はDNS自体に攻撃されて接続IPを書き換えられる可能性があるから、URLさえあってれば大丈夫という事は無い気がしますが・・・)
— edindin@仮想通貨ブログ (@edindin_crypto) 2018年1月13日
こうなってくると、「一体なにを信じれば・・」状態です。
答えは「基本自分」だけ。
あぁ、なんて寂しい世界なんだ。
ということで、現実世界の友人や家族を何よりも大事にして生きましょう。
他にも取引所に大金を預けないとか、ハードウォレットを使うだとか色々注意すべき点はありますが今日はここまで。とりあえず「盗人最強!!」だけは覚えておいて下さい。
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