ダウンロードした音楽の貸し借りが復活!?ブロックチェーンの未来活用法
ど〜も、誰よりも平凡にブロックチェーンをのぞきみるバズメンくんです。
今日、良いアイディアを思いついたので書いておきます。
それは、
「ブロックチェーンで音楽をもう一度貸し借りできるようになるかも」
ということです。
その昔、30年くらい前は友達や恋人同士がカセットテープに録音した音楽を渡し合い、
「最近これ気に入ってるんだ」
という殺し文句とともに恋の序章に発展させたりしたものです。
もちろん、CD世代もそれを踏襲してコピーしたCDRをデートの車で聞いたものです。
しか〜〜〜〜し、
ダウンロードが主流になってしまった今、「音楽の貸し借り」という文化は大分廃れてしまいました。
ところが、ここへきてブロックチェーンという技術が発明されたことにより、再び古のあの文化「この曲いいから聞いてみて」という殺し文句が復活できるかもしれません。
それは音源を貸し借りできる合法な仕組みが生み出されるということです。
では、バズメンくんが考えがた仕組みを説明します。
楽曲や作品の貸し借りをブロックチェーンで
①好みの曲をiTunesやSpotifyなどでダウンロードする。
↓
②ブロックチェーンの仕組みを利用して友人や知人にダウンロードした楽曲を貸し出す。
ここで重要なのは「貸し出し中は購入者本人が聴けなくなる」という点。
つまり、友人に貸し出している間はその友人が楽曲を聴く権利を有していて、ダウンロード者(最初に購入した本人)は一旦聴く権利を手放します。
↓
③貸した友人がある程度聴いたら自主的に持ち主に聴く権利を返却する。または最初から期限付きで権利が決められた日数を経過すると自動でもどるような仕組みにする。
↓
④借りた友人が引き続きその曲を聴きたければ、
A)同じものをダウンロードする。
または、
B)権利を持っている友人から権利ごと譲ってもらう。
このどちらかを選択しなければならない。
↓
⑤もともとの権利者は「もう聴かないよ」という曲は権利ごと譲渡できる。そのかわり自分は聴けないまま。
↓
⑥逆に、まだ元々の所有者も聴きたい場合は返却してもらう。
なので、貸し出し先の友人が曲を気に入ったなら同じものをダウンロードしなければいけない。
貸し出した人にはインセンティブが多少入っても良い。
↓
⑦「とても良い曲なので買って直ぐに友人に勧めたい」という場合もあるだろうから、同時に二人まで聴けるという権利を、楽曲製作者が付与してもいい。ダウンロード後の最初の二週間は二人とも聴けるなど。
面白いなと思う点
権利を一時譲渡する③の状態に必要なのが、「経過時間で消滅する時限トークン」
聴く権利を期限付きで譲渡した場合、受け取った側はカウントダウン式に聴ける日が減っていくということ。
一方で、期限を定めず完全に譲渡した場合でもブロックチェーン上には最初に持っていた人のアドレスが刻まれるので、「最初に楽曲を広めた人」という認知を公にできる。
そうすると・・
「いい曲だなぁ」とおもって譲渡履歴を遡ると同じ人がいつも一番最初に権利譲渡していたとかを知ることができる。
「誰々より先にあの曲聴いてた」みたいな優越感の復活。
要するに、友人や恋人にミックステープとかCD貸すのと同じ行為なのだけれど、ブロックチェーンで行うとトランザクションを刻む。つまり「延々とブロックチェーンで辿れるので、友人がさらにそれを誰かに譲渡して、また誰かに譲渡して、最終的にはマイケルジャクソンに日本で発掘したミュージシャン聴かせたのオレなんだぜ」とかなる。
近い将来
ゆくゆくは2000曲のアイポッドの権利を売るとかも可能に。
これは曲のコピーを売るわけではなく、CDを中古屋に売るのと同じで「音源と聴く権利を売る」ということになる。権利は中古になるけれど音源は常に正常でテープやCDのように傷もつかない。
映像作品だと既にケーブルTVとかで「何日間視聴可」というのがあるからそれに近い。
それをPtoPで気軽に音楽でもデジタル書籍本でも可能にするのがブロックチェーンかなと。
いかがでしょうかね。
これを認めるミュージシャンや業界があれば直ぐにでも可能そうだけど。
アイディアをアポスティーユした方がいいかな?CCBYでご利用どうぞとか・・
いや、いや、もう現実化へ動いている人がいるでしょうね。
早く具体的になったら良いなぁ。
ファイト・プログラマー!ファイト・ブロックチェーン!
未来が楽しみ。
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