ZOOMからハンディレコーダーシリーズの新顔H1 XLRが新発売!H1eとの違いは?
コンボジャックを搭載したH1essencial似のレコーダ『H1 XLR』登場です。
2024年に購入したH1eことZOOMのH1 essencialに似た、新たなレコーダー機種が発表されました。
どんなレコーダーなのかフィールドレコーディングにつかえるのでしょうか?ちょっとH1eと比べてみたいと思います。
それとH1eを選ぶ際の注意点もありましたのでよければ最後まで見てください。
*上記画像はzoomcorp.comさんより引用させていただきました。
新機種は、その名もなんと『H1 XLR』
名前からわかるように、この新レコーダーはXLRのコンボジャックが二発ついてます。
つまり、キャノン端子でもTRSフォンでも挿さるジャックがあるということです。
ミキサーからの出力はもちろん、マイクとか、楽器とかがそのままぶすりと差し込める汎用ジャックが頭の部分についているんですね。
これは楽器弾く方には朗報だと思われます。
そして、3.5mmのミニジャックもありますので色々使い方がひろがるレコーダーです。
まぁ、H1eにも3.5mmは入出力端子があるのでそこは同じですが。
ちなみに私が使用しているH1eはこちら↓サイズ感の比較にiPhone11を置いてます。
使用感を書いた記事→『H1e数ヶ月利用して気がついた問題点とグッドな点紹介』
サイズ感の違い
大体でいうと、横幅と厚みが約1cm大きくなり、全長は3cmほど小さくなったのがH1XLRです。
H1e の寸法↓
53.9 mm (W) × 136.6 mm (D) × 29.0 mm (H)
H1XLR の寸法↓
62.1 mm (W) × 107 mm (D) × 39.3 mm (H)
重さは同じで、電池を含めどちらも92gと軽量なのは相変わらず。
*データはいずれもzoomcorp.comさんより。
一番の違いはXLR端子なのは間違いないですが、ここ注意!と言う点
USBマイクを使用した場合のビット深度が異なります!!
H1essencialは16ビット止まりなのに対し、H1XLRは32bit対応です!!(ここめちゃ大事)
なので、配信とかでUSBマイクを使用する方はこの点を検討した方がいいですね。
H1eは付属の本体マイクだと32ビットフロートで録れますけど、USBマイクを接続する場合は16bitまでです。(ここ見落としがちなので注意)
あと、サンプリング周波数もちょっと違います。
H1eとH1XLRのサンプリング周波数の違い
H1eは48kHzのみ
H1XLRは48kHzと、44.1kHzも選べます。
対応するDAWやアプリ、PCのスペックなどでどうしても44.1kHzが必要なかたはこの点も留意してください。
以上が大きな違いでしょうか。
H1XLRはそのコンボジャックの端子を備えたことにより、ミキサーやオーディオインターフェイス、楽器へ繋いで録音する点ではH1eとは比べものにならないほど便利です。それといろんなマイクを差し替えて使いたい方。
一方で、H1XLRには付属のマイクがないのでフィールドレコーディングや会議の収録を行う場合には別途マイクを用意する必要があり、気軽なボイスメモとかにはH1eの方が便利ですね。
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ZOOM ズーム 32bitフロートハンディレコーダー H1essential H1e
ということで、次々32bitFloatのレコーダーが登場する昨今、楽しみが増えます。
ではまた。
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