初心者バズメンくんのカメラ実験と映画日記です。

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Apple TVで最初に見るべきオリジナルドラマ『SEE 〜暗闇の世界〜』の素晴らしい点5つ

1話16億円! ジェイソン・モモア主演 Apple TVオリジナルドラマのどこが凄いのか?

 

『SEE 〜暗闇の世界〜』を見るべき素晴らしいポイント5点

・映像美が半端ない

・音楽/効果音が途方もない

・ドラマ性のこだわりが異常

・細かな点に神が宿っている

・ Apple社がメチャンコ注力している

 

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[1]映像美が半端ない

実は『see』を見た後に『ゲーム・オブ・スローンズ』も観ました。が、映像美で言うと圧倒的に『SEE』の勝利としか言いようがありません。最初の第一話を両作見比べるとわかりますけれど、SEEは半端ない。自然の美しさから細かなCGの質感、衣装に至るまで似てて非なるものという程まさっています。

というのもこのドラマはAppleが勢力を上げて作成したので現代のAppleのイメージ、つまりクリエイティブという点を物凄く重視した作りになっています。レベルが高いのは社風や会社のイメージを体現しているからだと思わせる出来栄えなのです。

”Apple=カッコいい”

これを実現させた。オープニングのキャスト映像が既に先端CGの見せ場になっています。この辺もアップル、Mac好きにはたまらないかも。

{2}音楽と効果音が途方もない

全編通じて音楽がいいです。小さな鈴の音から工場的で重厚な音まで広い範囲で神経が行き届いています。なぜか?それは、このドラマのストーリに深く由来します。

『SEE』は目の見えない人類が一つの大テーマとして掲げられているドラマなのです。なので、多くの登場人物は耳が頼りの生活をしています。そういうドラマですから音へのこだわりはその辺の並のドラマとは極端に違うのかもしれません。

劇中の音作りもカッコよく、東ドイツ的?というのかダークで現代的なセンスの光る音楽や効果音も随所に流れます。

ちなみに、粗筋は>>
人類が自然を徹底的に破壊したために疫病が蔓延し世界人口は激減。200万人になった人類は病気の影響で盲目となった。しかもそれは子孫にも遺伝して受け継がれ、人類は目の見えぬ盲目が基本となった。
それから500年後(ここからドラマは始まる)、目の見えない盲目たちの支配する地球で”目が見える”という人類が発見された。彼は異端の魔術使いとして、逃亡の身を余儀なくされるが、道中で双子の子孫を残した。
その双子も”目が見える”という特殊能力を受け継いでいた。時の女王は彼らを異端として追い詰め、捕らえることを軍隊に命じる。目の見える彼らの逃避行は壮大な自然とかつて人類が残した都市の瓦礫の中で進んでいく。

┿┿┿┿

[3]ドラマ性のこだわりが半端ない

まず、第一に「目が見えない人々」というのが主題ですから彼らがどういう行動をとるのか、その点についてしっかり設定が成されています。この点だけでもかなり見応えがあります。全員が盲目の村で人はどうやって生活しているか、どのように情報のやりとりをしているか、彼らは何に強く、逆に弱いか。そう言った細かな点まで実によく描かれています。
製作陣は大変だったろうなと思います。

これだけ大規模の盲人たちの世界を描いた映画がこれまでにあったでしょうか?

そして、更にドラマを興味深くしているのがこの話は「未来の世界」という点です。
彼らの生活様式は馬に乗ったり焚火をおこしたりと原始的なのですが、現代文明が崩壊した残り香がまだある世界なので壊れた橋やロケット発射台(?)、ダムなどがあります。
そして、極め付けはプラスチック!まさにアップルらしい現代の話題の取り込み方です。自然に帰らないプラスチックが未来に残り、主人公たちがペットボトルを利用していたりするのです。

このあたりが他のファンタジー系のドラマとは一線を画す所以です。ファンタジーの世界に現代の問題をいくつも埋め込んで提示する。その斬新さに惹かれるわけです。
このドラマを見進めて行くと、果たして「視界があること”SEE”とは、本当に良いことなのか」ということを感じ始めます。

 

[4]細かな点に神が宿っている

衣装部門もかなり力が入っています。

ゲームオブスローンを見始めて一瞬でがっかりしたのは出だしの第一話です。騎士たちが着ている服(特に毛皮の下に来ている前結びのチョッキのようなベストのような服)が「第三紳士服」でさっき買ってきたんですか?というほど新品感が出まくり。馬に乗ったり斬首したり山へ入っている人とは思えないディティールだった。

一方で、『SEE〜暗闇の世界〜』は毛皮の一本一本にリアリティを感じる撮影ですし、役者も足やら手やらを台地に引きずる場面が多いので、汚れた服のクオリティも半端なくいい。衣装部にもお金を欠けたことが良く分かる仕上がりです。姫様の小道具や服もファッションTV?と思うほど質がいい。

ドラマの筋と筋を結ぶ間の風景シーンも良い。鳥が伝令としてメッセージを運ぶシーンも山や空が美しいし、木々の木漏れ日も苔の再現も素晴らしいクオリティです。一体どこまでがCGなのか、考える隙もないくらい。それに、廃墟好きにもたまらないだろう場面設定がいくつも登場します。これらの映像もどこで撮影するとこんなに素敵に撮れるのか?というほどのレベルです。

 

[5]Apple社がメチャンコ注力している

どうやらアップル社はこのドラマ一話あたりにつき16億円を投じているらしいので、総額ではゆうに100億円を突破した製作費を注ぎ込んでいます。なので、誰が観ても(つまり映像や音楽の素人が観ても)差のわかる映像美、音楽、細部の質の高さに仕上がっています。並の映画どころじゃない金額がドラマに投入されているわけです。しかもアップルの社運をかける勢いで。これは全部見ないと損するやつです。

ということで、2020年に対象アップル製品を購入した方は無料で付いてくる12ヶ月分のApple TV無料特典を利用して、是非『SEE ~暗黒の世界~』を観てください。既にマックを使っているクリエイターの方々は勿論見るべきだと思います。世界屈指の憧れのCGがそこにあります。とびっきりの効果音がそこにあります。

 
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ちなみに、MacBook Pro 2020は何度も言いますが音が良いので車の中とかでも十分楽しめます。スピーカーがなくても臨場感がある。では、みなさん、早速暗闇の世界を楽しんで下さい!

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