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【映画レビュー】『バトルシップ』突っ込みどころ満載で笑っちゃう宇宙人と戦艦の対決


バトルシップ(吹替版)

設定も何もかもはちゃめちゃなメカ&アメリカ軍艦万歳映画

アメリカ軍とエイリアンとの戦いを描いたSFというかコメディ?ですね。実力派浅野忠信さんも出演するハリウッド映画ですが、細部が適当すぎて笑えてしまう作りになっています。「そりゃないぜ、」と、思わずツッコミをを入れたくなる点が満載です。テイラー・キッチュ、アレキサンダー・スカルスガルドなどイケメン俳優が出演したこともあり最後まで見せるので、腕力のある映画だと思います。*本サイトはアフィリエイトプログラムサービスによる適正な収益を得ています。

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『バトルシップ』あらすじ

能力はあるらしいのに、不真面目で出鱈目なことばかりするハワイの青年を、みかねた兄が軍隊に入れます。そしてどうやら大尉まで出世。ところが日本の軍隊と演習を行なっている最中に宇宙から未確認物体が地球へ現れます。演習している軍艦のそばに大きな未確認物体が着水し、地球への侵攻を始めたようなのです。
未確認物体からは超強力なミサイルが飛んできたり、回転する破壊マシーンが出現したりとアメリカ軍をピンチに陥れます。さらにはバリアを張り、ハワイ本島との通信や侵入まで妨害するのです。しかも、ハワイの天文台を乗っ取り、エイリアンは仲間を呼び寄せようとしている。なんとかしてこの天文台を破壊し、通信を止めなければなりません。そして同時に侵入してきた巨大な未確認物体も破壊しなければいけないのです。さぁどうする米軍兵士よ!

 

どの辺が「そりゃないぜ!」な展開なのか

○前半の部分では未確認物体が超破壊力のある武器で軍艦を一瞬で沈めます。が、後半になると主人公の乗った軍艦はあり得ないほどうまく立ち回るのです。
しかも、超未来的で巨大、強靭な施設なのに、なぜか窓はガラスらしいんです。機銃で割れてしまう(笑)

○しかも、エイリアンたちが張り巡らせたバリアの中と外は米軍ペンタゴンを持ってしても通信ができないほどに強靭ですが、一天文学者が持っているという個人所有の機械で電話のように軍艦と通話ができる!すげー。

○終わりの方で、ベテランと呼ばれる退役軍人たちが登場します。ハワイはインフラも基地も攻撃されて大パニックに陥っているのに、観光用の軍艦の上に彼らベテランはポツリポツリとかっこよく陣取って主人公たちを待っているんです。慌てる様子もなく!
しかもここが映画として最大の見せ場!ちょい待てや〜なんでそんな悠長にしてるんですか、とツッコミ入れたくなる気持ちが抑えられないシーンです。が、みんなここが大好きなシーンのようです(笑)

○他にも、エイリアンが囚われた仲間を助けるために戦艦の壁をぶち抜いてやってくるのですが、ハワイの天文台で作業しているエイリアンはどうもチンタラしています。そして弱い。超絶未来装備なはずなのに人間に簡単にヘルメットを脱がされたりします。ほんとツンデレかというくらい強弱の差が激しいエイリアン。憎めません。

○主人公が使える人間なのかなんなのかよくわかりません。急に艦長に抜擢されたかと思いきや、司令室を放り出して自ら艦内の探索に出かけてしまったり、あっさりと艦長を人に譲ったり(伏線回収とはいえ)、艦長より先に断りもなく戦艦の移動指示を勝手にしたりとめちゃくちゃなんです。

 

まとめ

もうですね、米軍万歳、ベテラン万歳、バカ万歳、適当作戦万歳そんな感じの映画です。繊細なことは何一つありません。脚本も細部を描かずぶっちぎりです。ただただ軍艦と近未来的なメカの凄さ、巨大な街のような未確認物体、滑稽な登場人物たちを見るための映画です。難しいことは何もないので半分寝ているような感じでも楽しく見れるかもしれません。好きな人なら。
あ、主人公兄弟の目の綺麗さと、浅野忠信さんが一生懸命に演技している姿は注目です。それから水の滴る未確認物体のシーンもスクリーンで見たら迫力が凄そう。そして、本物なのかなというベテラン(退役軍人)たちの渋い顔が見応えあります。歯がない人もいた。

バズメンくん的には「眠たい日でもありえなさに笑える、ある意味爽快な映画。ただ、こんな映画ばかりになったら映画も末だな」という感想でした。たまにはいいですね!

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