家庭用災害対策グッズ「非常電源」のとれる器具を調べてみた
台風怖い!
最近の台風やゲリラ豪雨は半端ない強さで恐ろしいですね。
バズメンくんも一時被災した経験がありますので、その時の体験を踏まえどんな防災グッズがあるのか調べてみました。
今回は防災器具の中でも特に『電源』に注目して調べてみました。
(*災害時は、まず避難等で安全を確実に確保して下さい。事態が落ち着き各方面からの安全が保障されてから防災器具使用についてご検討下さい。なおこの記事は防災や災害時の保障をするものではなく、あくまでグッズの紹介です。)
家庭用災害グッズ
一口に災害といっても、被害はいろいろです。ただし長引くと困るのが停電などの電源ロス。せっかくWi-Fiが飛んでいてもスマホ携帯が電池切れだったら最悪です。ということで、まずは電源まわりからチェックしてみましょう。
<停電時に使える家庭用非常電源とは>
停電時を凌ぐための三つの段階別防災グッズ
停電復旧までの時間予想で必要な防災機器も変わります。すごく大雑把に分けると以下の三段階かなと思います。
1:近所は停電していないなど、当初の停電だけクリーアーすれば数時間後には復旧しそうな場合
2:夜の停電等で早くても翌朝までは復旧せず、場合によっては丸一日停電の場合
3:被害状況が掴めず、今後何日間停電するかわらかない場合
まず、
1「数時間後には復旧しそうな場合や、近所は停電していない場合」のグッズ
便利なのはスマートフォンや携帯の充電を可能にするモバイルバッテリーかもしれません。(冷蔵庫等は開けなければ数時間保つという情報もあります。)
○充電式モバイルバッテリー
・あらかじめ平常時にコンセントで充電しておけば使える。
・iPhoneやiPadなど外出時のスマフォ充電に普段使いできる。(使い慣れる)
・コンパクト
・<マイナス面>充電していないと使えない。容量や用法が限られる。
○電池式モバイルバッテリー
・基本上記と同じ使用法だけれども、乾電池さえあれば使い続けることができるので災害時は強い。
・<マイナス面>電池がないと使えない。
余談ですが家の電源が落ちてしまいpcがWi-Fiルーターに繋げないという場合もあります。
そんな時に便利なのはモバイルルーター。充電さえできれば移動先のWi-Fiを拾えるのでノートパソコンなどもネットが使えます。因みにバズメンくんはモバイルSIMカードを契約しているので、台風が来るという予報の時はこのNECのモバイルルーターをフル充電しておきます。
2「明日までは電気が来なそうという場合」
食事もしたいし、電気も欲しいので電池式のモバイルバッテリーよりも、もう少し充実した停電グッズが欲しいかもしれません。
普段使っている電気工具からバッテリーを流用し電源を取れるグッズがあります。
○マキタの電気器具用バッテリーアダプタ
・普段使っている掃除機やインパクトドライバー、草刈機など同一メーカーのバッテリーをusb電源として流用できます。
・各種の工具などと併用できるので緊急時、日用と無駄がない。
・<マイナス面>メーカーが限られる。充電しておく必要がある。
○大容量バッテリー
・500whまで使えるものなど、用途に合わせ沢山出ている。
・扇風機など、スマホの充電以外にもコンセント電源を使いたい場合は一台あると便利。
・<マイナス面>充電しておく必要がある。サイズが少し大きい。
3「被害状況が掴めず復旧見通しが立たない場合」
これはやっかいですし、とても危険です。まずは避難を最優先し安全を確保して下さい。状況が落ち着いて自宅待機が安全であることが各方面から明らかになったことを確認して下さい。
まず最初はダイレクトに、電気が来ないなら自分で作ってしまうというちょっと力技なアイテムからご紹介です。
○発電機
色々なタイプがありますのでそれぞれの特徴をみていきましょう。
【ボンベ式】
・ガソリン式に比べ匂いが気にならない。
・ボンベなので保管がしやすい。
・HONDAのガスボンベ式はトランクのような可愛らしい見た目で、持ち運びも便利。
・<マイナス面>ボンベを切らせていると買う場所に困るかも。
【充電式】
・あらかじめ充電しておくタイプ(バッテリーとおなじ)
・充電されていればそのまま使えるので、ガソリン・ボンベなどを用意しなくていい。
・ガソリン系の匂いが気にならない。
・<マイナス面>充電してないと役に立たない
参考↓
ちなみにSmart Tapは専用の別売りソーラーパネルを併用すれば太陽光充電も可能らしいです・・↓
十万円以下で買える日本のガソリンタイプの発電機だとこういうのもありました↓
防音タイプのガソリン式も10万円以下でHONDAから。
HONDA 防音型インバーター発電機 900VA 交流/直流 EU9IT1JN1
ともかく、タイプは色々あれどこれさえあれば様々な電気が使えます。ただし個人宅で保持するにはあまり大きなものは邪魔かもしれません。一軒家など土地が広い場合はべつですが・・
もし自宅に車がある場合は自動車から電源を引くことができるかもしれません↓
【自動車から電源をとるタイプ】
・ガソリンが入っていてエンジンがかけられれば電源を確保できる。
・日常から準備しておける。移動しながら電源を使える。
・<マイナス面>ガソリン、正常な車、周囲の環境(安全かどうかなど)に左右される。
車載のシガーソケットから電源をひっぱれる器具↓
容量は色々各種あるので、検討しましょう。
さて、
最終手段は人力でしょうか。製造容量は限られますが、ちょっとでも必要という時にもしかしたら・・
【手動式電源】
・燃料がいらない。どこでも発電できる。
・<マイナス面>人頼み、消費可能な電力は少ない。虚弱性?
もしかしたら一押し?
番外編
○レスキューライト
ラジオやライト、スマホへの充電など基本性能があり、さらに手回しで充電可能で太陽光でもOK、電池もOK。
充電が無くなっても乾電池で使用可能というのはいいですね。USBポート付きで、スマートフォンや携帯電話、その他機器への充電もできます。
太陽さえあれば小さな電池程度の電源をまかなえるから重宝しそうです。もちろん大容量の電化製品にはつかえませんが・・
さて、それぞれの必要にそって防災電源を検討してみてください。
くれぐれも、人命第一に安全確保を最優先してください。
*尚、それぞれの機器使用は各自自己責任にて十分注意しお取り扱い下さい。
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