ガチホ組とデイトレ組の仮想通貨トレード 向日葵はどちらに微笑む
仮想通貨を楽しく実験中のバズメンくんです。
今日は、ガチホ(がっちりホールド)とデイトレ(デイトレーディング)についてちょこっと考察。
長く持つか、それとも短期売買か?それぞれの仮想通貨事情
1970年の「ひまわり」という映画で、結婚すれば軍人でも12日間の休暇をもらえるという短期的な目線で結婚した二人がいた。
イタリアの海岸で楽しい休暇を過ごしたものの、結局出征は逃れられず戦地へ旅立つ男。
ある意味、短期的な目線では結局物事は解決しないと解釈することもできるが、限られた毎日を最高の日にする、という日々の目的は果たしたともいえるのではないだろうか。
自分の暗号通貨がいつ暴落し、いつ高騰するか読むのは難しい。ただ長い眼でみれば戦争がいつかは終わるように、ビットコインもいつかは値を上げると予想できる人もいる。
通称ガチホ組みだ。
ガチホ=ガチでホールド、つまりじっくりといつまでも手放さず持ち続ける人達。短期的な出来事による相場の上げ下げに一喜一憂せず「どのみちブロックチェーン技術は広まっていくし、ビットコインはもっと高値になっていく」という考えを筆頭に好みの通貨をキープして貯めおく。
ある程度リッチな人や、他の専業でベースになる収入を得ている人が多いのではないだろうか。
そもそも細かく動かして日銭を稼ぐ必要がないし、そんなことに時間を費やす気もない。
今宵の飲み代を増やそうとか、今月のランチを豪勢にしようなどといった短期的な小遣いのことは考えなくても良い人達。
一旦下げても、いつか帰ってくるだろうという信念。戦地での一挙手一投足には構わず、自分の生活をしつつ待つ日々。「ひまわり」で言えば皿を洗ったり洗濯したりしながら惚れた男の帰還をまつジョバンナ。
結果、戦争が終わると相手に別の女性がいて別の生活が始まっているとしても、歯を食いしばりコチラはコチラと自分の大切なモノをみつけ強く生きて行く。
短期的な情熱に一心を注ぐデイトレーダー
しかし、彼らも最初はデイトレ(デイトレード)の短期的な欲望に眼がくらんだカップルだったのだ。
戦地へ赴くまでの残された僅かな日々を満喫しようと、その日その日に降り注ぐ太陽を頼りに、売り買いをするデイトレーダーだったのだ。
やがて休暇を使い果たし、出征することになると分かってはいても。
だがしかし、あの12日間は人生でもっとも輝いた一日の連続だったと思い返しながら残りの人生を過ごすのかもしれない。相場の激情をすべて舐め尽くしたという余韻に浸って。
情熱の短期トレードという熱い毎日を繰り返して生きるのか。それとも臨機応変に対応しながらも大事なものは手放さずガチホで行くのか。
太陽はどちらへむけて陽をそそぎ、やがてくる収穫を前に、ひまわりの花が微笑む方角はどちらなのか。
大きな波が過ぎ去ったころに、いつでも忘れ得ぬ旋律が流れ始める。
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