初心者バズメンくんのカメラ実験と映画日記です。

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『PRIMO EM4201』一万円で始めようバイノーラルレーコーディング用マイク/立体音響

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一万円の機材プリモでスタートできる立体音響ヴァーチャル・サラウンド(Binaural臨場感録音)はお気軽?

今日は一般的にはメチャマイナーだけど素晴らしいオンイヤー型バイノーラルマイクの使用感を書いていきます。ユーチューブ等にはレビューが数えるほどない、というか数件以外ほとんど詳しい紹介も見当たらないマイクです。知る人ぞ知るフィールドレコーディングやASMRにも適したマイクです。
ごめんなさい。最初にあやまっておきます。タイトルには一万で始めると書きましたが、レコーダーを含めた総額は二万円強です!しかーし、使用したレコーダーは約一万円だし、マイクも約一万円なので毎月ひとつのアイテムを揃えると考えれば、1万円x2ヶ月で始められる手軽なバイノーラル録音システムということになります(汗)

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人が聴いたままの音をそのまま再現することを試みる両耳型バイノーラル録音機材

音を立体的に集音・再現するバイノーラルシステムにも色々あるようですが、手軽なものは自分の耳にイヤフォン型のマイクをはめ録音するインイヤーマイクです。
このタイプのマイクを探し始めた当初、大体3機種が候補にあがりました。色々調べましたが、そもそもよりどりみどりではなかったです。そんなに沢山の種類はなさそうなマイクタイプなんです。一応当初調べたマイク三選ものせておきます。

一つ目『ADPHOX BME-200』2.4万越えです。[感度36.5db]
二つ目『Radius RM-ATZ』こちらも2.5万円越えです。[S/N比70db][感度-43db]
三つ目『ローランドCS-10EM』値段は上記二種より安く、1万少々。ですが音質の面ではprimoに軍配があがるようです。[S/N比60db][感度-40]

しかし、さらによく調べていくと日本製の『PRIMO EM4201』という、こんかいブログに書く製品にたどり着きました。(*Primo Em4201のスペックは後述。)

 

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こちらの特徴としては、上記の三種が耳穴を塞ぐイヤフォン型(インイヤーマイクロフォン)マイクなのに対し、こちらはオンイヤー。つまり耳上に乗せてつかうことを考慮して作られた商品です。感じとしては大工の棟梁や新聞記者が鉛筆を挟むように耳上に挟んで使用します。または付属の耳枠状フックを耳にかけることで耳上にマイクを固定して使います。

写真↓付属の耳たぶフック(樹脂のような素材で、若干の柔軟性を持たせた作り。プラスチックとことなりフィット感は良さそう)

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もちろん、耳上だけが利用法ではないので何かの上に置いたり、ぶら下げたりして使うことも可能です。海外のフィールドレコーディストを見ると、この形状のマイクをリュックの両肩に取り付けて使用している例もあります。
このタイプの一番の魅力は自分の見た方角の音を録音できるということです。

付属のウレタン製ウインドスクリーン

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サイズ比較/単三電池

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で、このマイクに決めた理由は・・

 

『Primo Virtual Sorround Microphone EM4201』を選んだ理由

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PRIMO EM4201選択理由

その1:価格が安い

その2:なのになのに他の機種にひけをとらない高性能

その3:耳を塞がずに録音できる

と言う感じで選びました。
値段は10000円程度であるにもかかわらず、高性能なのには訳があります。Primo EM4201は創立七十年超、老舗の日本の音響技術会社が作っているのです。
海外のバイノーラルマイクをしらべると、このプリモさんのコンデンサーマイク部品を使用しているメーカーもあり、なるほどと思いました。部品を他社に供給している大元のメーカーさんなのです。

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PRIMO EM4201のスペック
ということで安さの理由にも安心したところで、バッチリな性能もみていきましょう。大体こんな感じ↓(公式サイトより一部抜粋引用)

エレクトレットコンデンサ型
[指向特性] 無指向性
[出力感度] -32 dB
[出力インピーダンス] 1.6kΩ
[最大入力音圧] 114dB S.P.L. Typ.
[S/N比] 72dB(←ここが70を超えているというのがひとつの目安にもなるらしいです)
[電源供給方式] プラグインパワー 

 

そして、「耳に入れずに使える」というのが意外とポイントが高かったのです。

耳穴を塞がずにつかえるバイノーラルマイクロフォン

確かに、インイヤー式のイヤフォンマイクは装着が楽な反面、録音の音をイヤフォンで聞きながら録るか、常に耳をイヤフォンで塞いだまま使わなければいけません。
一方でプリモさんのEM4201は耳に入れずに使えるということで、実際鳴っている外の音をリアルに生耳で聴きながら録音ができるということです。これがイヤフォンタイプだとできないのですよね。耳が塞がるので。

で、実際バーチャルサラウンドマイクEM4201を使ってみてどうだったのか?

本社の公式サイトからも買えるのですが、そちらだと標準価格で15620円。一方Amazonの方だと値段が数千円安くそちらで購入しました。(2024/06/01時点)Amazonの現在価格はこちらからチェックできます『プリモ(PRIMO) バーチャルサラウンドマイク EM4201

 

他のバイノーラルマイクを使ったことがないのですが、正直驚きました。こんなに上質な音でしかも体験したことのないような立体感のある音を録音できるなんて。あまりに驚いたので、嬉しくなって散歩に出たり家の中を歩き回ったりして次々と音録りをしました。今までのマイクで一番驚く音がとれました。

簡単に説明すると、飛行機が上空を通過していく音が頭上でしっかり空間を移動するままに聞こえ、鳥の囀りが、それぞれの鳥の位置によって三次元的に立体感あふれる音響で録音できます。今までせいぜい左右と上下の四角で鳴っていた音が、縦横斜め前後に広がった丸い世界で鳴っている感じといいましょうか。現実世界に近い音というとわかりやすいかもしれませんね。

例えば部屋の階段を上り下りしたり、上階で作業する人の床音を一階で録音したとします。すると、再生した音をイヤフォンで聴くと、誰もいないはずの家でもまるで誰かが二階で歩いているように現実さながらに再現されます。ちょっと怖いぐらいです。

また、他の使い方としては耳にはさめば両手を塞がずに録音できます。なので炊事場で調理をする際に、包丁の音や野菜を洗う水音、鍋のふつふつ煮立った音など、臨場感の溢れるおもしろいASMRも録音できます。鍋を見れば鍋音がとれるという便利さ。料理動画を作る人にはもってこいだと思います。もちろんフィールドレコーディングにも最高です。森で鳥が囀る方角をみるだけでその音を中心に拾うことができます。(対象物を中心に据えたままプラスで前後左右の音が立体音響として三次元的に録音されます。)

録音機材について
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ちなみに、録音に使用した機材はZOOM H1essentialというフィールドレコーダーです。こちらも一万円少々で購入できます。お手軽なバイノーラル録音コトはじめにもってこいなセットだと思います。なにより重量が100gを切り、軽くて持ち運びが一切苦にならないのが最高です。そして32ビットフロート録音に対応しているので音量調整の手間が省けます。失敗が少ない初心者にこそ向いている機能です。つまり相性がよいということです。

H1eのAmazon現在価格はこちらから→『ZOOM ズーム 32bitフロートハンディレコーダー ポッドキャスト 楽器演奏 ASMR インタビュー USBマイク H1essential 2024年発売 H1e

 

また、このH1eという機種はLINE INが3.5mmのジャックで用意されているので、EM4201をそのまま直挿しで使うことが可能です。

 

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そして、もし録音最中に録っている音を聞きたければ別途用意されたイヤフォンジャックにイヤフォンを挿せば、聞きながら録音する方法も可能です。その際は耳周辺がじゃっかんわちゃわちゃしますけどね(笑)
*写真はiPhone用のイヤフォンですが、実際には音漏れしにくいカナル型のイヤフォンを使ってください。音漏れするとその音を感度の高いマイクが拾いハウリングします。上記のイヤホンではレコーダー音量を上げるとハウリングしました。

カナル型イヤホン→final E500 カナル型 イヤホン ブラック

 

ハンズフリー録音と音質について

音質的にはEM4201を挿した方がH1eの標準マイクより音が良くなった印象があります。そして、風の吹かれにもこちらの方が耐性がありそうです。なので今はずっとEM4201を挿しっぱなし。両手が空くのでさまざまなことを同時に行いながらの収録も可能です。

 

そして、このPRIMO EM4201の特徴として、標準で三パターンの使用方法があります。

EM4201三つの取り付け方式

まず第一は「そのまま耳の上へ載せる方法」これは耳の形状によって個人差があると思いますが外れやすい人もいると思います。

そこで第二の設置方法「付属のフックに取り付けて耳にかけ使用する方法」これは万人が使えます(笑)

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そして、第3の方法があります。
「メガネのフレーム上に取り付けて使用する」という方法です。

↓こんな感じでS字型の樹脂製フックをフレームに取り付けられます(説明書にも記載された公式な使用方法です)

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ちょっと分かり難いですが、フックの内側にマイクを挟めるようになっています。

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この方法の良いところはメガネのフレームに紛れるので若干目立たないかもしれないという点です(笑)さらに帽子を被れば満点かも?ちなみに私は常時このフックをマイクにつけておき、枝とか網、ロープなどにひっかけてフィールドレコーディングに使用しています。結構重宝します。

お好きな方法でどうぞ(笑)
長時間のフィールドレコーディングには耳からはずして草原に置いたり、枝にぶら下げたりして使う方法も楽しいですよ。
手軽にバイノーラルサラウンド録音を始めたい方にはかなりおすすめできるマイクだと思いました。

では、引き続きYouTube用のバーチャルサラウンド音源を録音していきたいと思います。

 

TASCAM Portacapture X8で使用する人は注意

追記:

Tascam Portacapture X8で使用する場合に必要なものがあります。

今回のブログで使用したZOOM H1eはそのままLINE OUTに挿せば問題ありませんが、X8の場合は注意が必要です。
というのもそのままでは使用できません。別で変換アダプタを購入する必要があります。

その理由は「プラグインパワー」が異なるからです。

説明します。
タスカムさんのH1eはイヤフォンと同じようなつくりのラインアウト端子にプラグインパワーが設定されています。ですので、そのままPRIMOさんのバイニューラルマイクを一箇所だけ挿せば使えます。が、X8の方はプラグインパワーの供給される端子がて本体上部の入力1、2なんです。その1.2に両方さしてはじめてLR両方のチャンネルが録音できるシステム。そして他のポートはプラグインパワーが供給されません・・残念ですね。

なので、もしTASCAMのPortacaputer X8での使用を考えている方は気をつけてください。分岐するアダプターが必要です。ネットで調べた感じですと飛行機のイヤフォンジャック等で使われるタイプの分岐アダプタ。
ステレオモノラル分離アダプターが必要で、これにより一本のステレオを左右に分けて挿せるようです。Amazonのレビューでは他のバイノーラルマイクかもしれませんが、ZOOM F3録音機などで使用できたとのレビューが投稿されています。(*システム上どういう仕組みなのか細かいところは当方はわかりません。使用の際は自己責任でお願いします。)

一応Amazonの画像付きリンク載せておきます。Amazonで数百円からあるようです↓

オーディオ変換ケーブル φ3.5mm ステレオミニジャック(メス) – φ3.5mm モノラルミニプラグ(オス)×2 /a>

まとめると・・
X8ではPRIMOのEM4201マイクを使用するには、LRに分岐できるアダプターを数百円で買ってから使用することになります。

バズメンくんはまだためしてませんので、近々購入しようと思います。

 

ではまた。

 

 

 

 

 

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