仮想通貨取引所 Zaif(ザイフ)で売買できる独自通貨「トークン」の種類や違いを調べてみた。
Zaifで取り扱っている独自通貨(トークン)しかし、どれを買ったらいいのか良く分からなかったので、通貨としての違いを比べてみました。
仕組みの良く分からないブロックチェーンや仮想通貨を整理し理解して購入した際の個人的備忘録です。
まず、Zaifとは?
ザイフと読み、日本でも大手の分類に入る暗号通貨取引所のことです。
あっ、ちなみに暗号通貨=仮想通貨で同じ意味です。最近は暗号通貨という表記を使うのが主流のよう。
自分の場合はその世界に疎いので、世界中に取引所が沢山あり、暗号通貨の種類も山ほどある中で何を指針として買うコインを選んだらよいのか正直分かりませんでした。ネット上にも善悪様々な情報が飛び交い、迷う一方・・・
なので、「そうだ、それぞれの通貨の成り立ちとか使用される場所を調べて自分なりに整理してみよう」と思いました。
それで調べて行くと一般的にある程度名前の通ったビットコインだとかネムだとか、モナだとか以外に「独自通貨・トークン」なるものが存在して、それが面白そうだったのです。
なんでかって?
それはですね、まだマイナーであまり一般の人が知らないから。もしやいつの日か急上昇を狙えるのじゃないか??という下心デス、ハイ。
ということで、今回はザイフが取り扱っている独自通貨に焦点をあてて調べてみたぞ=。
Zaifで取扱中のトークン(2017/06時点)
この一覧が現在日本円で売買いできる独自通貨(トークン)です。
上から調べた結果を書きます。
・zaif(ザイフコイン)とは
誰が発行している?
この取引所を運営するZaif自身が発行している暗号通貨です。ザイフが独自で行うイベントやゲーム、テレビ番組などにそのzaifコインを使って参加できる。現在はテレビ番組などは終了しゲームのみのよう。
今後の展開や信用はどうか?
まぁ、自分の会社名が入っている通貨なので、そうそう廃止されることはないんじゃないか?という読みではあります。かなり安値なので少額だったらリスク覚悟で宝くじ的に持ってみても良いかなと考えましたがどうだろう。
発行上限は?
zaifコインは発行上限が設定されていないので、急に大量に発行されたら価格は下がるというリスクはあります。
・xcp とは
誰が発行している?
counterparty (カウンターパーティー)が発行するコインです。
特徴は?
独自トークンを発行出来るシステムなので、xcpを基盤とした自分の通貨を作ることが可能な暗号通貨。例えば新しいアイディアを思いついた人やグループが自分の発想を実現するための資金集めとしてxcpを使って独自通貨を発行できる機能があります。
なので、スタートアップの資金集め、ICO(Initial Coin Offering)に採用されることが多くあるみたいです。
ICOとは株式市場でいうところのIPC (initial public offering= 会社が上場するために証券会社を通し株式を投資家向けに売るシステム)の仮想通貨版です。
proof of burnという仕組みを取り入れたことでも知られているそう。
発行上限は?
xcpの発行上限数は26,48,755です。
ビットコインと同じく、上限設定のあるコインです。
BCY (ビットクリスタル)とは
誰が発行している?
Everdreamsoftというスイスにある企業が発行したコインです。
特徴は?
発行元の企業はゲーム制作会社で、spells of genesis というゲームでこのコインを使用できます。ゲームのスタートアップ時に開発費を稼ぐために作られたトークンです。
2017年には世界展開が始まったゲームなので伸びしろはあるのかなと。
ザイフでは動きが少ないことが多いようですが・・
発行上限は?
BCYの発行上限は一億BCYです。
SJCXとは
誰が発行している?
クラウド・ストレージ・サービスを提供するstorjによって発行されまちた。
このstorjとは何かというと従来のDropboxやGoogleのクラウドストレージサービスに変わる、より安全で低コストな分散型ストレージサービスの名称です。
特徴は?
クラウド上にあるstorjのストレージサービスを使う時にこのコインを使えます。
新しい発想のサービスということで、スタートアップの際には巨額の融資が集まった。
SJCX発行上限は?
5億SJCXです。
ザイフ上では動きが少ない雰囲気です・・
PEPECASH とは
発行元は?
4chご存知でしょうか、日本で言う2chねる の米国バージョンです。
その4chグループが作ったコイン。
特徴は?
ペペというキャラクターのカードを売買いすることに使用できます。
既にマニアックなカード市場が出来上がっていて、レアキャラなどは高値で取引されているといいます。そのトレーディングカードの売買いに使うので、カードゲームが人気のうちは需要があるのかな。まぁ日本の2chが根強く廃れないように簡単にはなくならないとは思いますが・・
ちなみに、アメリカっぽい蛙を擬人化したような絵がマスコットです。
発行上限は?
現在調査中!上限ありというインフォメーションはあるのですが数値がまだ見つからないの〜
FSCC CICC NCXC とは
この三種類のトークンはどれも(株)フィスコやそのグループ会社が発行する仮想通貨です。
三つまとめたのは関連企業というだけでなく、この三つの通貨はどれも似た様な状態だからです。
特徴
(株)フィスコというのは日本の大手金融情報企業で、伊藤忠商事や楽天とも資本提携するなどしっかりとした存在感のある企業です。傘下のネクスグループはJASDAQにも上場しています。
ですが、イマイチこの三つの仮想通貨の使用実態が掴めません。
株主に配当されたということは分かりましたが、現時点では「仮想通貨ってどんなもん?」というのをフィスコ自身が試している段階という印象しか得られませんでした。
フィスコ自体は投資家を初め、ロイターなど著名な取引先へも企業情報レポートを販売している優良企業のようなので、使い道など今後の展開があれば良いのですが・・
発行上限は?
発行上限の設定はないので、コインが増加するリスクがあります。
Zaifで取り扱うトークンを調べ、体験して思うのは・・
暗号通貨(仮想通貨)が世間に広まり反響を起こしている2017年。最初は全くの素人でしたので、他の専門サイトの情報を読んでいる段階では「?」なことだらけでした。
プルーフ・オブ・バーンってなんだべ?
カードゲームとスタートアップ資金、ビットコインの繫がりってなんだべ?
トークンと暗号通貨って違うのけ?
などなど、質問の洪水状態でスタート。取り敢えず触れてみるという気持だけが頼り。。。
ところがどっこい、ちゃんと自分で購入してみると暗号通貨の仕組みやブロックチェーンの概要を理解できるようになってきたから不思議です。
たった数ヶ月でブロックチェーンはビックリするぐらい社会変革を起こす技術なんだと、頭だけじゃなく体感した次第でござーす。
ほんとに無知だったけど、勉強の為に少額でもスタートして良かった(涙)
「読むより実地訓練じゃないと複雑過ぎてアタイの小さな頭には入りましぇ〜ん」
そんな感じ。
テレビ番組でも暗号通貨が取り上げられ、国会審議でも話題に登っている時流を駆けるブームだけに、今年始める方も多いでしょうね。
これから始めるなら【ビットフライヤー】
はGMOやSBI等と業務提携し安心感がありそう。
私が使っているのは今日紹介したZaif、こちらはブロックチェーンの先端技術を持っていることと、2chねる的なマニアックさがポイント。チャット機能や投げ銭チップ機能も面白い。
勝海舟と同船しているというような、時代の真っただ中にいる感は半端なく味わえます。
Zaifはここ▼
そんなこんなで、実験的に名前も覚えやすい『ペペキャッシュ』と『ザイフ』を少し買い足してみました〜
pepecash
zaif
*この記事は複雑な暗号通貨やトークンを理解するために自分の備忘録としてメモったことをまとめたページです。細かな点や数値には間違いや参照もとサイトの間違いなども存在する可能性があります。あまりに激しく展開している現状なので、情報の精査が追いつきません。詳細は御自身で、それぞれの通貨発行元サイト等を調べるなどしてください。
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