ヤフオク 2016.8.16 オークション

出品時のタイトル欄こそが最も大切なキーワード

ヤフーオークション出品時に入れるべきキーワードについて

出品で最も大事なのは写真でありますが、写真よりも最初に検索キーワードを的確に設定しなければ、どんなに丁寧に撮った写真であっても見てもらう機会が減ってしまいます。

出品時のタイトル欄こそが最も大切なキーワードの設置場所です。

このタイトル欄にいかに検索に引っ掛かり易いキーワードを入れてあげられるかで売れ行きがガラッと変わってしまいます。

このタイトル欄は全角で３０文字と決まっています。

ヤフオクの買手は探している商品の単語を検索にかけます。
例えば「アンティークのガラスの花瓶」を探している人は、

花瓶　ガラス　アンティーク　と検索しますよね。

すると、大抵はこの商品タイトルに設定された３０文字の中に「花瓶　ガラス　アンティーク」の単語が書かれている商品が検索結果に表示されます。
（＊検索方法を変更して商品本文から検索する設定もありますが、殆どの人は初期設定であるタイトルからの検索のままになっている）

ですからこの

「３０文字に検索の殆どが掛かっている」といっても過言ではないでしょう。

電子機器などでメーカーのはっきりしているもの、素性のしっかりとしたものはそんなに難しくありません。「キャノン AE-1」「リコー GR2」というように名前がしっかり記入出来れば、検索にもすぐに引っ掛かりますよね。

ただ、前述の「花瓶」それもバカラなどのブランド名のないもの、素性のはっきりしないもの、でも素敵なのだという商品ほどこのキーワードが難しく、かつ重要です。
「花瓶ガラスアンティーク」その続きは？

「手ぶき」それとも「手吹き」、質感を表す「曇りガラス」「メラメラ」「気泡入り」
数限りなくあるキーワードの中からより検索に引っ掛かりやすいものを選ぶ必要があります。

その方法は？

それは、、

自分は知っていても相手が知らない場合どうやって相手にその物の名前を伝えるかをイメージする

と良いと思います。
昔あったTV番組で「連想ゲーム」というのがありましたが、その要領です。
答えを知っているリーダーが仲間に単語を羅列して正解を引き出すそのやり方は参考になります。

「急須」というものがあったとする、しかしこれを買手側が知らない単語だと仮定して、付随するキーワードを並べてあげるのです。
「お茶」「茶道具」「蓋付き」「陶器」「銅製」「１３cm」、ときには付随物「湯呑み」などのキーワードを思い浮かべさせても良い場合もあるでしょう。

いっときヤフオクで流行ったのが、関連する物自体とは関わりがないのですが、その物が持つ雰囲気に近い雑誌や作家、本のタイトル、メーカーなどをタイトルに入れる方法です。

例えば木の匙（さじ）が合った場合に、変哲のない匙なのだけれど雰囲気はいい。女性が温もりを感じるようなフォルムだ・・・という場合に
「木匙さじクウネルナチュラル生活天然生活」など近い購買世代の読みそうな雑誌のタイトルやメーカー名を入れるのです。

これは実にヒットするやり方でした。探す方も「先月のクウネルに出てたっぽいスプーンがほしいなぁ」というときに「スプーンクウネル」で検索すると出てくるのですからね。
しかし、この方法はメーカーやブランド等からのクレームも入ったのでしょう、現在では下火になりました。
＊実際に商品と関係のない単語を羅列することはヤフオクの規定により禁止されており、またメーカーもこのチェックを頻繁に行っているため、この方法での出品を繰り返しているとゆくゆくは警告をうけ、最終的にはオークションの閉鎖やIDの凍結に至場合がありますので、手を出さない方が懸命です。

実際私の知人オークショニストがこの方法で沢山の服や雑貨を出品していましたが遂に目をつけられIDの停止を食らいました。
停止前に出品物の違反があるという警告メールが来たり、数品削除されたりという前段階はありますが、それを放置、無視して出品し続けていると、ある日突然全ての出品物が消え、ID停止の悲しい連絡が入るのです。

このID停止からいかにしてID復旧させたかの症例もいつかお伝え出来ればと思います。
(追記2016/08* 早速ID停止の記事書きました、こちらからご覧下さい。)

ただ、現在でも少数のオークショニストはこの方法で出品している方もいます。
試しに「籠クウネル」で検索してみて下さい。結構出て来ます、それも確かにクウネル（女性誌）っぽいシャレたカワイイ籠が出てきます。

しかしながら、長い目で見ればヤフーオークションのIDを凍結されたのでは元も子もないので、この方法には注意しましょう。
あくまでも、より良い検索キーワード探しを探求することが売れる近道だということを覚えておきたいですね。