QRコードの表示されない古いiPadのGoogle Authenticator でも移行できた話

二段階認証のアプリが古すぎて引き継ぎ用のQRコードが見れない

どーも、バズメンくんです。
さて、今日は二段階認証の有力アプリであるGoogle Authenticatorを別のiPadに移した話です。
古い第一世代？のiPadに入れていたグーグルのオーセンティケーターからiPad Airに入れ替えてみました。もともとのiPadが古過ぎて、最近のGoogleAuthenticatorについているらしい機種変更用のQR表示機能がない（表示されない？）のでちょっと焦りました。

結果としては、無事二段階認証を新しい端末に移行できたので良かったです。一晩かかることを予期していたのですが、すんなり進んだので約三十分くらいでできました。では、書いていきます。
（注意事項！バズメン君は以下の方法で成功しましたが、環境などによって大切なアカウントにログインできなくなる可能性もあります。正確な移行方法は必ずご自身で公式サイトを調べてください。記事はあくまで個人的な実験の備忘録です。）

古い旧式のiPadから二段階認証を新機種へ移行した流れ

1：まず、最悪を想像して二段階認証を使用しているサイトやSNS
アカウント等からGoogleのauthenticatorを利用解除しておいた。（登録しているサイトやサービスが多い場合は手間ですね。しかしログイン不可になるよりは相当マシです。一手間だけ我慢）

2：新しい方のiPad AirにGoogle authenticatorアプリをインストールしておく。（起動はまだしない）

3：pcでGoogleのauthenticatorを登録しているGoogleアカウントを開きログイン。セキュリティーのページから「二段階認証プロセス」へ進む。すると、二段階認証を入力するように求められたので古いiPadでオーセンティケーターを起動して数字を入力、ログインを済ます。

4：念の為Google IDの「バックアップコード」をメモっておく。「コードを表示」を押すと十個のコード（８文字の数字の羅列）が現れるので三つほどメモった。写真↓

5：二段階認証の「認証システムアプリ（デフォルト）」欄にある「スマートフォンを変更」を押す。

６：「QRコードで登録」（文言違うかも・・）を選び、PC上にQRコードを表示させる。これを読み込むため新しいiPad AirでGoogle Authenticatorを起動する。自動的な流れで「QRコードを読み込む」と進み、カメラが起動する。

7：新しい方のiPad AirのカメラでQRコードを読みこむと、自動でGoogleアカウントへログインする為の登録が済む。iPad Airのauthenticatorを見てみると、上に六桁の数字が表示されるようになっている。これで、新たなGoogleのauthenticatorの設定が完了しました。（ということは古い方のオーセンティケーターは使えないはずだからくれぐれも注意）

8：後は今まで登録していたサイトやSNS等で再び二段階認証を新しく行い、iPad Airの方のGoogle authenticatorで登録していく。（これはSNSやそれぞれのサイトでのやり方に従う。大抵はQRコードを読み込み、その後表示されるオーセンティケーターの数字を入力していく作業）

9：（付記）移行が順調に済み、新たに登録し直したSNSやサイトでもバックアップコード（セキュリティーキー）をもう一回、再度取得し直しておく。以前の古いiPad時代のバックアップコードは使えなくなっている。

10：結論

古い方の旧iPad（機種変更用の引き継ぎQRコードが表示されないiPad）は一度だけ最初にPCでGoogle Authenticatorにログインする時に使用した。以後は新しい方のiPad AirとPCだけで作業できた。ただし、今まで登録していたSNSや他サイトの二段階認証を解除する最初の作業（１：）では旧iPadを利用した。

以上で、古いiPadからiPad AirへのGoogle authenticator入れ替え備忘録、終了いたします。＊二段階認証は誤った作業すると大切なIDにログインできなくなります。必ずそれぞれの公式サイトを調べ最新の正解を確認し、自己責任で行ってください。この記事はあくまでもバズメン君の実験備忘録で、一切の責任は負えません。（2021年1月）