初心者バズメンくんのカメラ実験と映画日記です。

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SUPでイナダを釣る方法動画付き。サップって何?実際試したサップフィッシング(ルアー編)

SUP上から釣りをする新しいレジャーフィッシングでイナダを釣って来ました。

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サップとはスタンド・アップ・パドルボートとの略でサーフボードに似た形の浮くボードの一種で、SUPと呼ばれます。このサップ上からルアーを投げて実際にイナダが釣れたところまで今回は動画付きで紹介しますよ!最後まで読んで頂ければ、サップからのルアーフィッシングがどんなものか分かるようになっています。

 

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今回の使用機材と釣れた魚

 

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・SUP sea plusさんのボードを使用 (amazonで買えます)→SUPボード sup インフレータブルサーフボード ソフトボード

・釣具一式:ロッドとリール、ルアー(ジグで釣れました)

・撮影カメラ GoproHero5   過去記事→GoPro海中使用 メモリーカードエラーはメーカー次第?

・釣れた魚→イナダ(ブリの子ですが、今回のは小さかったので正確にはサッパというらしい)

 

出発から船出まで

 

早朝に出発する為夜のうちに荷物を準備し車へ積み込みます。サップと釣具以外の持ち物としては軽食(今回は柿ピー)と水、カメラを準備。

師匠宅に泊まり、起床は午前三時過ぎでした。食欲はないのでバナナだけ食べて朝食を済ませました。

車で走り、午前四時過ぎには現地に到着。

まずは、駐車場でサップに空気を入れます。

付属品である空気入れのポンプを接続。シュポシュポします。

5~10分位で満パンに入りました。

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今回駐車した場所は、海岸から少し離れていたので膨らませた状態で師匠が持ち、バズメンくんは他の釣竿等の道具を持ちました。(空気入れのポンプなどは車へ置いておきます。)

 

船出から釣行へ

 

海へ到着。早速船出します。

サップの良いところは着いてすぐ釣行を開始できる点ですね。
持ち物をサップのゴム留めに挟み、竿を載せてシュッ発!ちなみに、師匠はすぐ使うルアーなどは小さなプラスティックケースに入れて上着のポッケに入れていました。素人のバズメン君は大きめの釣具ケースに入れてきてしまったのでゴム留めに挟んで携行します。

 

まだ日も昇らない中、師匠が一本のオールで沖へと漕いで行きます。

前にバズメン君が座り、竿を二本持っています。後ろでオールを漕ぐ師匠とは5、60cmほど離れて座っています。充分な広さです。前方にはゴム紐で挟む場所があり、そこへ自分の釣具ボックス、タモ網、師匠のビーチサンダルがホールドされています。

残りの荷物はバズメン君が小さなリュックっぽい鞄に入れて背中に背負い、師匠はチョッキ型のフィッシングベストに全ての物を入れていました。

 

早朝過ぎるので、まだ貸しボートも始まっておらず誰もいない海を独占しています。最高の気分!!
段々と夜明けが迫ってくるこの景色を眺めているだけでサップ・フィッシングに来て良かったなと思えます。

 

海岸から数百メートルのところで最初のポイントへ到着。漕ぎ出して五分-〜十分ぐらいでしょうか。海岸でサップに乗り込むときにちょっと暴れてしまい、お尻が少し濡れましたが、漕いでいる間は全く濡れませんでした。

早速ルアーを投げ始めます。

 

SUP上での釣り始め〜ヒットまで

 

投げるときも竿の柔軟性を利用し、しなりで投げるのでサップ上はそんなに揺れません。

暫くすると師匠に当たりが来ました!本がかりまでは行きませんでしたが早速の手応えです。近くで小魚の群れが跳ねているのも見られます。

 

当日は凪で波も少なく海面も静かでした。イワシの群れが少し離れた場所で水面を回遊するのが分かりました。そちらの方角へルアーを投げ込みます。二人で釣りをする場合は糸が絡まないように投げる方角やタイミング、高さを少し考え、お互いに融通を利かせ合うことが必要だなと感じました。

それと、投げる方角へ向けてサップは進路をとりたがります。ルアーで小さな抵抗がかかるためですが、ずっと同じ方へ投げるとそちらへ向きが引っ張られ気味になります。上手くなれば左右前後に振り分けたりしてボードの位置をコントロールできそう。それから水中へ垂らした足で方向転換とかも可能なのかも。(バズメン君はサップの上であぐらをかいて釣りをしていたので足は水面にはつけていませんでしたが)

 

少し手応えが鈍って来たのでオールを漕いでポイントを移動します。潮の流れや水面の様子、小魚の動き、鳥山などに注意を払いポイントを見定めます。

活性が上がって来たのも感じたので第二ポイントで釣りを開始!

 

ここで遂に師匠にヒット!フィーッシュ!!

 

大物だとサップが多少なりとも引っ張られるらしいのですが、今回はそこまでの感覚はなくしなる竿の先に魚影が見えて来ました。では、ここで動画を見てみましょう。

 

サップ上からのフィッシング動画

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動画が見られない方用に写真もアップ。

足元で暴れています。こんなダイナミックな釣りは初めてかも!

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小ぶりなイナダ(サッパと呼ぶらしい)でした。しかし、こんなに間近でファイトを味わえるのはサップならではですね。このダイナミックさはなんというか、例えるなら「F1レースを遠くの客席から眺めているのではなく、実際のコースをカートで疾走している感じ」でしょうか。

 

タモがいらないくらいのサイズでしたが、折角なのでタモ網を使用してのキャッチをお願いしました。(全然意味のない空中キャッチになりましたが)

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その後、フックを魚の顎へかけ水中で管理。二匹目を目指します。

 

魚をかけるフックの使い方(正式名はストリンガー)

フック(ストリンガー)と魚の口を持つ。

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エラから顎へ向かってフックを通す。

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バネの部分に金具をはめてストパーをかけます。あとは魚を海の中へ戻します。ロープはSUP後部の金具に取り付けてあります。

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ストリンガーはこちらからチェックできます。1000円から2000円くらいが相場>amazon Kiranic フロート付きストリンガー 10個入り ワンタッチフック10本付き ロープ全長10m 魚の新鮮さを保持 ステンレス製 収納バッグ付き 日本語説明書付き

 

釣り集団に遭遇

時間が経過すると陸の方から貸しボートの一団が現れ、釣りを始めました。(大抵の貸しボートは一回3000円はするので、安価なタイプのサップを買えば直ぐに元は取れそう。乗合船はもっと高価なので言わずもがな・・)

その後、師匠に当たりが出ましたが完全にフックするまでには至らず。休憩へ。

 

ちなみに今回師匠が使っていた釣具はこちら

・ロッド

・リール

・ルアー

 

休憩は水分補給と柿ピーです。それから柔軟とまではいかないけれど、サップ上で体を少しほぐします。座り方をあぐらから体育座りにしてみたり、背伸びしたり。サップ・ヨガというのがあるのもよく分かりました。サップ上では陸よりも無意識で体幹を使います。バランスを取るためなのですが、これが結構鈍った体には効くらしく、無性に身体を伸ばしたりしたくなるのです。

 

しかし、こんなに快適ならサップの上でピクニックもいいなぁと思った次第です。パンとかデザートとか持ち込んで何もせず海上からの眺めを満喫するの。時々水面を飛び魚が飛んで行ったりするのも見れますしね。

サップ・ピクニック、絶対楽しいですよ。

 

 

今回は師匠に予定があり早目に上がることにしましたので、釣行は七時過ぎに終了。
陸へ向けてサップを漕ぎます。サップは足を海水に入れなければ抵抗が非常に少なく、本体も軽いので海面をスイスイと進むことができます。オール一本で充分スピードが出ます。これもボートと異なる点ですね。ちなみに筋肉痛を覚悟していましたが大丈夫でした。(帰りしか漕いでないですけどね・・)

 

帰り道と片付け方

 

砂浜に近付いたらサップから降ります。フィンが地面に当たらないところで下船。あまり浅瀬すぎる場所まで乗って行くとフィンを痛めるかも知れませんので注意。磯場では船体に傷が付かないようにさらに注意が必要です。

(ちなみにフィンは取り外し式です)

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釣具と魚を下ろしたら海水で軽くSUPボードを洗います。

 

片付けのポイント

『サップは仕舞う場所、車のそばまで膨らませた状態で持っていくべし』

海岸にあげた状態である程度空気を抜くことも可能ですが、最終的に仕舞う場所まで膨らんだまま運ぶのがおすすめです。その理由は、下手に途中まで空気を抜くと持ち辛くなり移動が苦になる。(重く感じます)

サップの種類にもよると思いますが、大抵のサップは空気を完全に抜くには膨らませるときに利用したポンプ(空気入れ)を利用して脱気します。ポンプのホースを脱気側に接続し直してからサップ本体の吸気弁にはめます。空気を入れるのと同じ容量でポンプを動かすと綺麗に素早く空気が抜けていきます。

 

写真(ホースが取り付けてある左の口が排気用、右の口が空気を入れる際に使う吸気用の口)

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空気を抜き終えたら丸めて専用のキャリーバックへしまいます。

家に帰りついたら塩抜きの為にホースで水をかけます。あとは軽く拭いて乾いたらキャリーバックの中へ片付けてお終いです。一式をまとめて部屋の中に入れておけます。ボートやカヤック、サーフボードより場所を取らないのでありがたいサイズですね。

SUP本体を丸めてキャリーバッグに入れたサイズ:90cm x 50cm 20cm

使用したサップは SEA PLUSというインフレータブルサーフボードの製品で約3万〜4万円。amazonの売れ筋ランクに入っているようです↓↓(*2020/07時点)
SUPボード sup インフレータブルサーフボード 320cm

 

今回使用したサップより少し高価ですが、なんと釣り専用サップまで発売されていました。こちら↓では竿を立てるロッドホルダーがサップ上に取り付け可能なので真鯛等大物の餌釣りにも便利そうです。(実売価格8万前後)

 

 

さて、次の釣行が今から楽しみです。次は大物釣るぞー!(今回は師匠のみ釣れました・・)

Category : その他

コメント

  1. 偽師匠 より:

    とても楽しそうですね!購入検討したいと思います!

    • バズメンくん より:

      偽師匠さんコメントありがとうございます。とっても楽しかったです。思っていたより安価に導入できるので一大ブームが来そうな予感です。一緒に先輩面しましょう!

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