初心者バズメンくんのカメラ実験と映画日記です。

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私がSONY 35mm F1.4GMaster Lensに決めた訳を話します。【ソニーGM単焦点最高】

SigmaのArt レンズではなくSonyのGMレンズを選ぶ理由

ども、バズメンくんです。今日はカメラのレンズ選びについて書きます。
とにかく調べれば調べるほどどれが良いのか分からなくなり、ユーチューバーの使用感を検索すればするほど分からなくなるレンズ沼。なんとか脱して一本に絞ることができた理由と、比較した方法、迷ったレンズ、参考にした動画やサイトなどを紹介していきます。

まず最初に決めた一本を発表!

SONY 35mm F1.4 GMaster

これです。単焦点レンズですね。SONY純正品の高級ラインです。
実は最初はズームレンズにしようかなと思ったりもしたのですが、結局単焦点に落ち着きました。では次に迷った遍歴を羅列していきます。

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迷いに迷ったレンズ選びの試行錯誤を時系列で

 

まずはソニーから

・キットレンズではものたらず、かといってオールドレンズだけでも用が足らなくなってきたのでレンズを探し始めたのがそもそもです。

・まず気になったのがソニーの純正レンズで24-70mm GMいう大道のズームレンズ。SONY機を使っているというのもあります。しかし、めっちゃ高い。そして、このレンズは少し時代が前なのでGMシリーズには珍しくリニアフォーカス機構ではない。かといって、後発のGM2はさらにめちゃくちゃ高く30万超え(涙)なのでこれは諦め・・

 

シグマが気になり始める

・そしてSONYのGMラインより安価ではあるが、解像の美しさ的には引けをとらないと言われているSIGMAのレンズ群をチェック。同じく24-70mmのArtシリーズが高級ラインで描写がクリア、キレのある絵が撮れるという。しかも価格はものによっては半額や2/3程度です。安い。いやGMのせいで安く感じる。いや、やっぱりこの性能でこの価格は安い。

参考価格→Amazon SIGMA 24-70mm F2.8 DGDN Art ソニーEマウント

 

ソニー&シグマそれぞれに気になる点あり

シグマの塵問題を知ってしまう。

しかし、SIGMAも調べていくと気になる点が出てきました。SIGMAの24-70mm F2.8 Artは塵が混入しやすいらしい。バズメンくんは結構カバンに突っ込んでラフに持ち歩くことも多いのでチリ混入ゴミ混入レンズはちょっと怖い。買って数日で混入した方がちらほらレビューでいたりするのでちょっと気になってしまった。
それと、実機を触った感触がなんかイマイチだったの。大きさとかではなくて、ズームリングとかの心地。量販店の試用機だったから油切れもあるのかもしれないけれど、リングの重量とか滑らかさに心がときめかなかったのです。その日に買っちゃてもいいかなぐらいで見に行ったのですが、触った感触とチリの問題でなんだか熱が醒めしてしまい却下。
そして、隣にあったGMを触ったらなんという滑らかで高揚感のあるレンズなのか(高いので却下だが・・GM2の素晴らしさよ)

・次に気になったのはGM2とかは高すぎるので、GシリーズのSONY。GシリーズはGMより一段下の汎用というか一般向けのレンズ。それでもレンズ機種によっては旧式のGMを凌ぐパフォーマンスを見せるという。特に24-105mm f4 Gは良いみたいだった。触った感触もいい。もちろん大きいけれどバズメンくん的に重要視するのは質>重さなので気にならない。ピントリングもいいし、フォーカスも触り良かった。しかし、F4スタートというのがすごく気になってしまう。それとやはり、最近のGMで撮影できる質には細部では追いつかない絵のキレがありそう。これも十万円を超えるレンズを買うとなると非常に気になってきた。ゆくゆくGMへの憧れが強くなって結局フラストレーションが高まるのではと思ってしまった。クオリティー羨望ってやつですね。

 

ズームから単焦点へ思考が変わってきました。

・この辺りで、一旦もうズームレンズは買わなくてもいいか、という念が湧き起こりました。高いの買えないなら諦めよう。もし必要ならシグマの7〜8万くらいで買える24-70mmコンテンポラリー(ARTシリーズより一段下、ソニーでいうGシリーズ的な)を買ってもいいし。それなら今必要ないし。それとオールドレンズに慣れている身としては絞りリングがレンズ側にないのもちょっと引っかかるんですよね。カメラのダイヤルではなくレンズ側で調整したい。

これらを考えて悶々とする日々をYouTubeで紛らわせながら過ごしていました。すると、ある一本のレンズ使用感の動画が目に止まりました。

こちらです↓
MIyouFilmsさん→https://youtu.be/64TSLeTvayA?t=50

 

高校生がバイト代を三ヶ月ためて購入したというSONYのGレンズ単焦点 20mm f1.8 G SEL20F18G

この絵がなかなか良くて、ああ単焦点いいな、しかも高校生が買っているらしいのに自分は持ってない、何をしているんだオレは迷っている場合か、と急にせかされてしまった感が湧き起こりました。

また量販店でその日に買って帰るつもりで触りにいきました。が、SONYの最近のGシリーズの小さいレンズは持った感じにトキメキはなかったのですよ。20mm,40mmなどなど色々触りました。確かにVlog撮る人、YouTuberには使いやすく、運びやすく良く考えられていると思ったのですが、このレンズでバズメンくんの技術では良い写真がうつせる気がしない。気持ちよく感動的な動画が撮れるとは思えなかったのです。触った印象がね。そんな雰囲気でした。絞りリングもあって考えられた良いレンズなのですが。

そしてまた横にあるGMレンズ群を触って「くぅ〜たまらん」と悶々とします。

 

気になったレンズ

SIGMA 85mm
・単焦点を調べていくと、やはりシグマのレンズに良いのがあり85mmなどは購入意欲も湧きました。しかし、85mmはポートレートには最強かもですが、街歩きには難しく二本目か三本目のレンズな気がして今回は見送り。しかし躯体を含めとても魅力的なレンズだなと感じました。

この辺りでだいぶ自分自身の要求が絞れてきました↓

・ズームレンズは今回はいらない。妥協してGとかArtではないランク買うなら買わない。16-35mmとかは用途的に中途半端だしF4スタートなので買わない。それなら単焦点いく。

・メーカーは絞って、ソニーとシグマのみチェックする。(拡げすぎると収拾つかない。開放しすぎると意識もボケる!)
・オールドレンズも一旦パスしてフルサイズの単焦点だけチェックする。

 

最終候補!

・そして最後の候補として残ったのが、以下の3点。そしてそれぞれのちょっと気になる点

1:SIGMA 35mm f1.4 Art (近接、質の面でGMが上っぽい。ピントが甘い部分があるとの検証動画あり)
2:SONY 35mm f1.4 GM (この価格でフォーカスブリージングが結構あるらしい)
3:SONY 24mm f1.4GM (画角が広すぎるかも。撮影によっては端の歪みを気にする必要あり)

最初に消えたのはシグマのArt。理由はやはりピンが甘いという情報。せっかく高いレンズを購入するのだしシグマはキレのある絵が持ち味だからピンが甘く、どこにもあっていないような点があるのはちょっと敬遠してしまう。絞りによって改善するとは思っても)

後の二択はソニーで24or35の比較。価格差は概ね一万円程度24mmが安い。
実は24mmはこのレンズと35mmの両方を使っている方のYouTube動画を参考にしました。撮って出しの動画で非常に美しい桜の映像が24mmでしたので、「コレは!」と思ったのです。めちゃくちゃ綺麗でした。空気がとろける感じ。魔法感が漂っていました。撮って出しでコレは驚愕↓

sony 24mm f1.4での作例 高橋さんのチャンネルより→https://youtu.be/l4aYtBcQtQM?t=5

 

しかし、落ち着いて自分の用途が高い部分を比べると35mmの方が寄れるレンズなんです↓
最大撮影距離はほぼ同じで、24mmのレンズが0.24m。35mmは0.25m。一方でどれだけ大きく寄って写せるかは結構差がありました。

最大撮影倍率 24mmは0.17倍に対して35mmは0.26倍

この点と、24mmの場合広角レンズの特性で端が歪む撮影が多くなるようです。特に柱や建築といった縦の線横の線が入り乱れる背景と手前に人物というシチュエーションの場合気を遣って撮影しないと気持ち悪いパースの歪みなどが生じる。これを頭に入れると自分としては35mmの方が良いと決めました。自分のテクニックもないですしね。自撮りもしないので。

35mmのフォーカスブリージングについては24mmも同じくあるようですし、この際気にしないで選びました。ブリージングが気にならない動画作りを心がければ良いかなと思います。最新のレンズやカメラ機種によってはブリージング補正を備えたカメラも出ていますので、将来的にはカメラ本体の入れ替えで抑えるということも可能です。

 

ということで、バズメンくんのGMレンズは35mm F1.4に決定しました。

 

最初は10万円〜13万円以内で考えていましたが、検証サイトや動画を見まくり、作例を比べ、実機を触っているうちに混乱しつつ「妥協しないでもう少し金額出すしかねぇ!」という結論に到着したわけです。

では最後にまとめます。

 

レンズ決定に重要だったもの、ポイント

超重要なポイント1:触ること(触って全然変わりました。24-70mmのSIGMA ARTラインがあっさり消えてしまったのには自分でも驚き)それと、GMの触り心地の良さ、ビルドの良さは値段と相応して本当に素晴らしかったです。これは触ってわかったこと。人それぞれの手馴染みが異なるので皆さんもレビューだけではなく、必ず触った方が良いです。mmやF値の異なるレンズでも良いので似たものをせめて一回は触るのがおすすめ。ソニーのリングの気持ちよさよ!

重要なポイント2:万能なズームより単焦点の描き出す美しさ。これは簡単にはひっくり返せない差がありそう。今回はこれを重要視する方向へ思考転換。

重要なポイント3:もちろん金額なんだけど、出てくる絵がどれくらい欲しい質かを念頭に置いて決める。これは重量にも言えると思うけれど、欲しいクオリティや携帯のしやすさがどこまで金額的に我慢できるか。求めるクオリティと金額(重量でも同じ)の線引きを自分で納得できるところに引く。バズメンくん的に「今回はGレンズはやめGMにする」という決断も結構おおきかったのです。その代わり決めて仕舞えば踏ん切りがつきます。

ポイント:『タッチ&ルック』良いレンズは山ほどあるので、今回はこれというジャンルと使用目的をできるだけ絞る。最初は大まかだったのが、触ったり寝不足になるまで先輩たちの作例を見ることでどんどん狭めていくことができました。バズメンくん的には「絞りリングがレンズ側にあること」が結構重要項目なんだと再確認できました。
「タッチ&ルック」これでかなり決断に近付けます。今回は買わなかったけれど、とても良さそうでいつか使ってみたいレンズも書いておきます。各リンクから現在のAmazon価格がチェックできるようになっております↓

SIGMA 85mm F1.4 DGDN Artで現在価格チェックできます。
SIGMA 35mm F1.2 DG DN | Art A019
Sony FE 24mm F1.4 GM / G Master/ SEL24F14GM
Sony FE 24~70mm F2.8 GM II

この四本はいつかマイカメラに装着してみたいですね。う〜ん次はシグマの絵も見たい気がするな。これがまさに世にいうレンズ沼ってやつです。

Sony 単焦点レンズ FE 35mm F1.4 GM / G Master / / SEL35F14GM決定打まとめ↓

・絞りリングがレンズ側にある
・GMasterという絵の質、キレ、解像の担保がある
・作りの良さ、手触りの良さ、ときめくビルドクオリティ。特にリングの滑っとした回転の心地。
・フォーカスホールドボタンなどソニー機カメラとの相性の良さ
・20万円以下で購入できるGMラインの一本

 
さて、今日は以上です。近々バズメンくんが体験したソニー店舗以外でお得に買えた方法も記事にします。そちらもよろしくです。ではみなさま良いカメラライフを〜

 

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