NEMが熱くなってきた!コミュニティーもAPIも活発で将来性有望?の理由
ネムの話題を聞く機会が増えてきました。これは日本での開発が盛り上がっているということなのでしょうか。
ということで、今日は仮想通貨/ブロックチェーン技術のNemについて。
NEM(ネム)について今知っておきたいこと
・NEMは活発なアプリケーション開発がある。
現在日本でも認知度が高く有望なモノがいくつかあります。
まずは『OpenApostille』
こちらオープンアポスティーユと読みます。
映画やDJの権利というのが結構ややこしいんだなと勉強になった。
こうやって、ユースケースを出してもらえると私も勉強になるし、権利証明とブロックチェーンの親和性と可能性を感じる https://t.co/HOEudnjdDD— Daoka@OpenApostille (@DaokaTrade) 2017年10月24日
https://www.openapostille.net/
open apostille とはなにか?
OpenApostilleで何が出来るかというと、ブロックチェーン上で所有権が移転可能な証明書の発行が可能なサービスです。
例えば絵や音楽、アイディア、コンテンツ等の存在証明が簡単に可能になります。登録されたモノや権利を誰が有しているのかを公の場で明らかに記述しておくことができます。
そして、その権利証明の移転が可能。
ある契約やモノが本当に完成され、現在どんな状態なのかを第三者に公平に開示・証明できます。例で言えばDJの楽曲使用や映画の上映権など国や企業を跨いで権利の移動が頻繁に起こるものなどにはうってつけの技術です。
例えばDJがプレイする当日に楽曲の使用許可を著作者から一日分だけ受け、その証明を元にライブプレイをその場で組み立てるということも技術的に可能です。もちろん作曲者とプレイヤーとの口頭だけで許可された約束よりも管理に透明性ができ中間業者を挟む手間も省けます。
その代金授受をNemの通貨であるXEM(ゼム)で払えば、国際送金よりも圧倒的に早く決済が可能で、国による通貨の違いや為替による手数料を減らすことも可能です。
*関連記事「ネムのOpenApostileやCopyrightBankと映画・DJの関係」
まだまだこれから発展していく技術ですが、DJ業界や映画上映権等と非常に相性の良いアプリケーションだと思っています。
他にもXEMbookやCopyrightBankなどnem関係のアプリケーションは次々と開発が進んでいるようです。
・NEMは活発なコミュニティーがある。
ネムの良いところはコミュニティーが元気で活発な議論やアイディアが生まれており、資金の提供などサポートも充実しています。
ネムが気になってきたら直接議論に参加しなくともコミュニティーを覗いてみると良いかもしれません。
開発者達の生の声が聞こえてネムの将来性についての話題が理解できます。産声を直に耳にする場所です。
リンク>NEMフォーラム http://mijin.io/forums/forum/
海外ではイーサリアムが飛び抜けて元気ですが、日本だと仮想通貨取引所Zaifで取り扱っている暗号通貨だけに限ってみても、ビットコインに次いで日本での実働案件の多いのがNemかもしれません。
Nemの投票権
ブロックチェーンのNEMには投票権も実装されていて、例えばNEMコミュニティー内で良いアイディアのプロジェクトがあれば、ネムの財団から開発資金を提供してもらうことも可能なのです。その際に投票技術を用い、コミュニティー自身が可否を判断するという大人なシステムで運営されています。
この辺りはいいね。
話題になっているネムの実働案件
他にもNEMやXEMを使用して動き出している分かりやすいプロジェクトが多数あります。
・ネムを使用したオンライン上のフリマ Nemche
・鍵の開閉にネムのブロックチェーン技術を使用したプロダクト
・ライブラリー機能
・ネムでラーメンが食べられるようにするというプロジェクト
・ゼム(XEM)で支払い可能なBARの開店
等々
しかし、なぜnem界隈はそんなに開発が活発なのか?
その答えのひとつはこちら・・
NEMはAPIを実装している
ネムはAPI (Application Programming Interface) アプリケーション・プログラミング・インターフェイスを備えています。
これは誰でも使えるのでブロックチェーンでアプリの開発が容易に出来るのですね。
詳しくはみじんこさんが分かりやすく記事になさっています↓
http://cryptocurrency.muragon.com/entry/10.html
さてさて、簡単にNEM周りを覗いてみましたが、実に活発な動きのある仮想通貨・ブロックチェーン技術です。
より詳しく知りたければまずはネムの通貨である『XEM』を購入して自分で色々試してみると良いかもしれません。
XEMは政府公認の仮想通貨取引所Zaifで購入するのが手数料も安くて便利です。ネムとの繫がりも濃い会社が運営しています。
未来の技術日本で身近に体験したいならNEMかもしれませんね。
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