初心者バズメンくんのカメラ実験と映画日記です。

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ペレットストーブで「部屋が暖まらない」を解決する方法・上手な使い方

かれこれ十年近くペレットストーブを使って分かった部屋の温め方

ども、バズメンくんです。ペレットストーブを導入したいけれど部屋の温めが心配という方向けに、上手な使い方、効率的な使い方を実際に利用しているバズメンくんが解説します。

 

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大事なこと「ペレットストーブの特徴」

 

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効率よく使うその前にペレットストーブという暖房の予め知っておきたい特徴を書いておきます。

その1:ペレットストーブはエアコンや電熱ヒーターのように急速には暖まらない。

これは購入前に知っていた方が良いです。(記事中盤でどのように使うと効率が良いか書いています)

その2:機種によっては自分でライターなどを使い着火する必要があるかも。

新しい機種であればスイッチのみで着火するストーブもあるようですが、バズメンくんが使っている一世代前の機種はチャッカマン等で燃料に火をつけてあげる必要があります。昔の灯油ストーブのような感じ。

その3:石油ストーブなどとは異なり燃料代は自国次第?

石油の値上がりが続いているので暖房費が嵩む方も多いと思います。国外から輸入する石油燃料ですから輸出国の態度次第で価格が上昇してもどうしようもありません。しかし、林野の多い日本では国産のペレットが生産されています。昨今の持続可能な生活スタイルを鑑みても、国産燃料を使えるというメリットは今後も継続すると思います。海外品もありますが、国産ペレットを利用しましょう>>国産ペレット→奥美濃の里 木質ペレット 10kg

その4:実際に本当の火を燃やすので、外へ排気するダクトが必要。壁に穴をあけます。


では、ここからは主題である「ペレットストーブで部屋が温まらない」を解決する方法をみていきましょう。

「ペレットストーブで部屋が温まらない」を解決する方法

まず、「大事なこと」でも述べたようにペレットストーブは急速には温まりません。なので出勤前の早朝の慌ただしい時間に使っても部屋が暖かくならずそのまま出社することになっている方もいるのではないでしょうか?
エアコンや熱源ヒーターはスイッチを入れると1分もせずに温風が出ます。しかしペレットはそうはいきません。なぜなら、ペレットという見た目が錠剤ほどのごく小さな燃料を徐々に燃やしていくからです。最初は小さな火から始まるのでどうしてもある程度の時間がかかってしまいます。

また、火を起こしてその熱を風で送るガスストーブとも異なり、基本的に風を使わない暖房です。これには一長一短とも言えることがあります。

ペレットストーブの一長一短

着火してから部屋が暖まるほどの熱源になるまでに他の暖房より時間がかかる。ただし、風を送って温風で暖を得るわけではないので喉や体、皮膚が乾燥しにくく、快適な暖を得られます。

はっきり言ってしまうと、早朝に慌ただしく朝食も取らずに出かける必要があるお仕事や用事の時はペレットでは間にあわないかもしれません。他の暖房も用意しましょう。それを踏まえた上で、効率よく部屋を温める流れを書いていきます。

POINT

・30分後に出発するような慌ただしい時間帯ではなく、多少ゆとりのある時間帯のメインの暖房とすること。
・初動の熱が弱いので、起き抜けにはエアコンや熱源ヒーターなどスイッチ一つで瞬間的に暖まる暖房を入れる
・その後で、落ち着いてペレットを着火しましょう。ペレットはポトポトと燃料が落ちていき徐々に火が強くなり安定します。
・ペレットの火が安定しストーブ本体が上質な熱を放ち始めたらエアコン等を消します。
・ペレットストーブの上に鉄瓶などを載せられる機種の場合は下に写真とリンクを貼ったタイプのファンを載せてあげると部屋の空気が循環するので、満遍なく熱が回ります。サーキュレーターを持っている方はそちらでも良いですが、これは電源を必要としないタイプなのでエコで節約上手でもあります。
特に、二階があるお家や吹き抜けなどで天井が高いお家の場合はこういった空気を回す機器を必ず導入した方が良いです。上ばかりが暖かくなり冷たい空気が床に篭ると足元が寒く感じ、「ペレットストーヴって温かくない」となってしまうかもしれません。

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・上部にやかんが置ける場合はそこでお湯を沸かしましょう。湿気を保ち、熱効率が上がります。(人はある程度湿気がある方が暖かさを感じやすいようです。)

それでも足元が寒い(例えば床下に冷気が滞留してしまう仕様のお家など)の場合は、一緒に電気代の非常に安いカーペットを使うというのもありだと思います。最近ではワット数が低く電気代が1日使っても数十円など、負担が少なくて済むホットカーペットが出ています。電磁波苦手な方は対応機種もあるようです→ゼンケン 電磁波カット 電気ホットカーペット 2畳タイプ 本体(1枚)

 

ポイントをおさらいしてみます。

・30分後に出発しなければならないような慌ただしいスケージュールの時は他の暖房をメインに使おう。

・起き抜けなど部屋が冷え切っている時は、まずエアコンやヒーターなどで瞬間的な暖をとりつつ、ペレットストーブを着火しよう。

・ペレットストーブが上質な熱を放ち始めたら他の暖房は決して、ファンを回そう。上部でお湯を沸かせる機種はケトルもおこう。

・床が極寒のお家は熱効率がよく電気代の安いカーペットを机の下におこう。小さいやつでもOK。

以上で、上質なペレットの暖房を得ることができると思います。一度温まってしまえば、その後の熱は非常に温かく安定するので大丈夫。それに、他のエアコンやガスヒーターなどと異なり、送風しないで部屋が暖まるので喉にも優しいです。本当に上質な暖房です。
他にも詳しい使用感を書いた記事がありますので、参考にしていただければ幸いです。ではまた。

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