ヤフオクのタイトルをオリジナルブランド化で売り上げUP!!
あなたのヤフーオークションのタイトル欄をブランド化するには
ブランド力が強いというのはネットショップであれ、実店舗であれ共通しています。
一度ロゴやCMを見ただけで印象に残ったり、何度か買うたびに目にするブランド名をいつのまにか覚えてしまった経験もあると思います。
そうして頭に残ったブランド名のいうのは中々消えず、ふとした瞬間に「そういえば」と思い出すことも多々あります。
ですから有名ブランドというのはコマーシャルや雑誌の広告、メディア等にこぞって出稿するわけです。
今回お伝え致しますのは、その「ブランドの力」というのをヤフオクに応用するという試みです。
「ブランドの力」をヤフオクに応用する
オークションというのは沢山の商品が出品されている分、色々な出品者がいることも事実です。
中には対応の酷い出品者や、横柄な輩、詐欺まがいの出品者が居たりしますから購入者も用心してオークションを見ています。
その為に、「評価」という欄があってこの出品者は安心して取引出来るかどうかの指針になっています。
しかし、これはある程度評価が溜まっていくと他の似た様な出品者との差別にはならず、どちらにも最低限の安心感を与えるぐらいの役割です。
では、ヤフオクに見るブランド力とはなにか。
今回はヤフオクでもストアを除いた個人出店の場合を紹介します。
タイトルの重要性
個人で出品を始めると「タイトルの重要性」には否応無しに気付かれると思います。
あの文字制限数のかかった中でいかに自分の出品物を目立たせ、紹介するか。
ここに売り上げを大きく左右するポイントがありますが、実はこの「タイトル欄」こそ個人の名も無き出品者がブランドを作り上げられる可能性を秘めているのです。
出品物の情報を出来るだけ紹介したいのはやまやまですが、この欄に自社ブランドという意気込みで、毎回同じ名前をいれることがブランド作成の第一歩です。
では、実際にブランドを意識して出品している方々のヤフオクをチェックしてみましょう。
ブランドを意識した出品事例
こちらの出品者様は殆どの出品物に「猫目堂」というタイトルを入れて出品なさっています。
http://sellinglist.auctions.yahoo.co.jp/user/mokumegreen?ei=UTF-8&b=301
沢山のアクセサリーやビーズなどを出品なさっていますが、一度気に入ってこちらから購入したお客さんはこの「猫目堂」という名前をかすかにであっても脳味噌に刻まれることになります。
そして、また別の機会に探しているビーズがあるとします。
ヤフオクをチェックすると、同じ値段で同じ出品物を出している出品者が複数います。
どこの出品者から買おうか迷った場合に、もしこの「猫目堂」さんの名前がチラッとでも視界に入ったらどうでしょうか?
同じ商品、または少々高くても、安心と実績を与える事が出来ていれば「猫目堂」さんを選ぶことになるでしょう。(*もちろん前回の対応が素晴らしかったと仮定しての話です。)
なぜなら人間の仕組みというのは、その「チラッと」の視界情報から過去の情報にアクセスする脳裏への直結具合が特化しているからです。
ヤフオクの出品者ID名でも過去の出品者を思いだしたり、判断できたりもしますが、IDは覚えづらい上にローマ字の羅列だったりするので一回ではなかなかそのIDまで覚えたり、意識したりすることは少ないと思います。
これはジャンルを超えて共通します。
では、他の方も見てみましょう。
こちらの方は「西洋アンティーク」という単語を入れる事が多いですが、毎回という訳でもなく、単語としてもブランド力を発揮するオリジナル度は低いと言えますので、ブランド化をする為に入れている訳ではなさそうです。
http://sellinglist.auctions.yahoo.co.jp/user/field_peak
ではここで、二つの同じ単語の使い方でもブランド化を考えて使われている場合と、そうでない場合の違いを見てみましょう。
ブランド化を考えて使われている場合と、そうでない場合の違い
キーワードに成っている単語はどちらも「フランス」です。
こちらの方は殆どの商品の先頭に「フランスアンティーク」と記入されております。実際フランス品を扱っていることの結果なのかもしれませんが、これだけ連続するとブランド力に育っており立派です。
http://sellinglist.auctions.yahoo.co.jp/user/sott719
逆にもう片方のこちらの方は「フランスヴィンテージ」が多いですが、「ドイツヴィンテージ」「フランスアンティーク」などバラツキが多いです。
http://sellinglist.auctions.yahoo.co.jp/user/frenchwork1860
当然出品物の時代や生産地、フランスやドイツ等の違いによって文言が変わるのは当然ですが、この方の場合は写真の精度などを統一されているので、あとは「何か一つ全ての商品に共通するワードを先頭に盛り込む」ことができればブランド化が達成できますので、もったいないと言えるでしょう。
次の方は「denbee」という名前をおつけになってブランド化をなさっています。
http://sellinglist.auctions.yahoo.co.jp/user/from_turuokacity
商品の見せ方、写真もプロ級でこれはもうかなり売れている玄人さんですね。
ただしdenbeeの前後に付く*マークの様な印は賛否両論あると思います。
ロシア語のようなマークで検索に打ち込みずらいというマイナス面がある一方で、視覚的にはインパクトがあります。
さらにもう一人、上のdenbeeさんと同じ様なタイプの出品者さんの紹介です。二枚載せの写真も同じで、ブランド名もあり、さらにはID名もブランド名にされている方を見つけました。ここまで出来たらブランドとしても立派です。
http://sellinglist.auctions.yahoo.co.jp/user/hanabosi775
最後に紹介するこちらの方↓は電化製品が多いですが、先頭に▲や★、♪をつけることで、ありがちなリサイクル的品揃えの出品に変化を見せていますね。ブランド化とまではいかなくても、こういった小さな努力の積みかさねが実りを上げていくことでしょう。
http://sellinglist.auctions.yahoo.co.jp/user/hi_low3333?ei=UTF-8&b=1
このように、タイトル一つとってみても工夫次第では記憶に残す事ができるということがご理解頂けたのではないでしょうか。
印象的な言葉、マークを自分なりに発見してタイトルの先頭に入れる、
これは一番簡単なブランド化の初歩なのです。成果を上げるには時間もかかりますが、誰にでもできる有力な一歩であることに間違いはありません。
今回は「言葉」によるブランドを軸に見て行きましたが、この他にも写真術によって希有な存在感を出すヤフオク的ブランド化も可能です。
写真だけで買い手に印象付けるのは少し高度な技ですが、いずれまた機会をみて御紹介できればと思います。
はい、ではまず次の出品から見直してタイトルに一工夫いれましょう。
これで大台10万円突破も近づきますよ。
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