Mr.長嶋式出品法「過去の落札相場を知らずに打ちまくるべし」
Mr.長嶋式出品法とは?「過去の落札相場を知らずに打ちまくるべし」の真意
ヤフオクを始めたばかりの人にとって、よく耳にするのは「落札相場」という言葉ではないでしょうか。
様々なサイトで、過去の落札相場を調べる方法や落札相場の重要性を説いたページを見かけると思います。
そして、相場を調べてしまうと、自分の持っている品物がこんなに安いのかと思ったり、逆に飛び抜けた高額で出品されていたりと混乱する方もいらっしゃるでしょう。
私はここではっきりと申しておきたいのは・・・
「初心者は10万円売る為に、落札相場を調べる必要はない!」
ということです。
はい、殆どのサイトを否定するようなことを言ってしまいました。
ヤフーでさえ落札相場を調べて出品しましょう、などとおっしゃってますからね。
ではなぜ「初心者は落札相場を知らなくてよいのか?」
まず、一般にいう「落札相場」が売れる基準だと思ってしまうのはある意味ではもったいなく、ある意味では安易です。
「落札相場」というのはもちろん金額ですよね?
中古のグラタン皿が平均でいうと一枚1800円位でいつも売れていますよ、というのが相場ですね。
ところが、実は落札相場の周りには隠れたワードがいくつも潜んでいるんです。
例えばそれは、「この写真のクオリティーだと」や「この商品説明のレベルだと」や、「この出品者の信頼度やブランド力だと」というワードが隠れているんです。
ですので、実は落札相場といっても同じグラタン皿を出品する場合に、ヤフオク的にブランド力のある出品者(銘柄のブランド力ではなくて、出品者のブランド力ということに注意して下さい)と、始めたばかりでブランド力の無い人ではそれぞれに相場が違ってきます。
この違いは言うなれば「出品者相場」ということでしょうか。
慣れている人や、細部に注意を払って出品している評価1000以上の強者と、始めたばかりの素人では相場が違って当たり前なんです。
では、初心者がどうやってその相場に太刀打ちしていくのか?
それは、写真や言葉、ジャンルによって自分のブランド力を付けていくことです。
逆に言えば、一旦ブランド力を付けてしまえば、
一般の落札相場でしか売れない人を出し抜いて通常の相場よりも高値で落札してもらえるのです。
他人の落札相場ではなく、自分の落札相場、出品者相場をブランドとして確立することこそ初心者が取り組むべき重要事項なのです。
ですから、どんどん出品し、売れないなら自分の写真は他の人より優れているか?商品説明は他の出品者より上を行っているか、キーワードの設定はどうか、ということに注力しましょう。
それを行った上でも売れないのなら、その価格はあなたのブランドとしては落札相場以上、つまり高すぎる設定になってしまっているということです。
<ブランド力をつけて価格を上げる>
ブランドの力は一般的な落札相場では一枚1800円でしか売れていないグラタン皿を、二枚で6800円で売れるようにします。
これは多くのサイトが勧める「落札相場を単にチェックして出品金額を決めていく」のでは設定出来ない金額です。
ただ、この方法に適さない出品物もあります。
本物と証明ができるような高級ブランド製品(アトム、ロレックス、魯山人、グッチ、ポール・ハーデンetc)
これらはこちらが相場をいじれるような物ではないので、本物であればその時々の時価で売れるでしょう。
ただし、古くて値段のはっきり付け難いものや、デッドストック、または誰がこんなものを欲しがるだろうか、という物ほど私達が価値を見いだして相場を作っていけるのです。
ですのでヤフオクだけでなく、本も読みましょう、友達の写真も撮りましょう。
そうして文章力や写真術を日々磨くことの方が、安易に相場をチェックすることよりも重要なのです。
それは、他人の撃たない球を打つ長島さんのような修練を積むということです。
ミスターこと長嶋さんが明らかなボール球でも打ちまくったように、「過去の落札相場を知らずに打ちまくる」には自分独自の得意なストライクゾーンを日々作っていかなくてはならないのです。
私も日々練習です。諦めずに続けましょうね。
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